わてぃ

ぼくらの亡命のわてぃのレビュー・感想・評価

ぼくらの亡命(2017年製作の映画)
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たまたま自分に触れ、たまたま美人局だった女
たまたま苦しむ自分を見つけ、たまたま傍に居た男
一人で生きていた自分の前にたまたま現れた女

登場人物の誰もが「誰でもよかった」


世の中の人間関係なんてものは、その時たまたま傍に居たというのが大きな理由であって、本当は誰でもいいのかもしれない。

亡命というのは社会からの亡命でもあり、孤独からの亡命でもある。


自分を含め、人間関係なんて単なるエゴの補完(亡命)に過ぎないのではと考えさせられる作品。
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