のうこ

苦い銭ののうこのレビュー・感想・評価

苦い銭(2016年製作の映画)
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休日出勤後に鑑賞。16歳の少女が親元を離れ、出稼ぎ労働者の町へ向かうところから映画が始まる。
街が文字通りゴミ溜めの街!
傑作!

縫製工場で働くひとたち。
作業の手際の良さは割とすごいと思う。
作業場の汚いアパートから労働者が外に出るといつの間にか夜になってるシーンにはっとする。
夜の街をぼーっと眺めてる労働者たちの顔がたまらない。
DV夫との夫婦げんかのシーン、店の中で夫婦げんか始めたら、みんな出て行って、夫が外に出ると同時にカメラがパンすると外から夫婦げんかをみる人たちがいて、DV夫が外に出たり入ったりするのはなんか笑えた。
あと酔っ払って作業場に来て、カバンの中からどでかいハサミを出してうろうろしてるおっさんがやばい。
最後出来上がった服が積み込まれるのだが、あの量は異常。
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