はせ

スリープレス・ナイトのはせのレビュー・感想・評価

スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)
3.5
ラスベガス警察の汚職刑事ヴィンセント(ジェイミー・フォックス)は相棒と共に25キロのコカイン(8億円相当)の強奪に成功した。しかし、内務調査部のブライアント刑事(ミシェル・モナハン)に汚職を疑われ、さらに奪ったコカインはカジノ王ルビーノ(ダーモット・マローニー)が麻薬組織のノヴァク(スクート・マクネイリー)との取引に使用する商品だった。ルビーノの刺客によって息子を拉致されてしまったヴィンセントは、ブライアントにマークされる中、ルビーノの待つカジノへ乗り込んでいくが…

『Who Am I』バラン・ボー・オダー監督の英語作品デビュー。序盤にナイフで脇腹を刺されたジェイミー・フォックス扮する汚職刑事が、碌に治療もしないままマフィアのボディガードや刑事とカジノ・ホテルで大乱闘するアクション。戦いの舞台に降り立った時点で結構重傷でフラフラなのに、ゴリラみたいな白人刑事をKOしてしまう。人間辞めてる。

『ヒート』の時のヒゲを生やしたデ・ニーロにそっくりなダーモット・マローニーが麻薬組織のボスにイビられまくるとこがなかなかツボだった。中間管理職の哀愁が漂う。
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