せ

なっちゃんはまだ新宿のせのネタバレレビュー・内容・結末

なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

こういう男の子いるしこういう女の子いるしこういう友達いるしこういう軽音のバンドいるわ……懐かしいな……
あきちゃんが、岡田が愛おしそうに話す顔も本名も知らない「なっちゃん」のことを考えすぎてしまうのめちゃ分かる(T_T) 可愛くてちょっと抜けてて愛想よくて嫉妬しちゃうけど、どこか哀愁ある表情を見せるなっちゃんのことが気になって仕方ないよね〜恋でも友情でもなく憎悪を含んだ憧憬だな〜(T_T)大好きなのに大嫌いで、大切にしたいけどぐちゃぐちゃに壊したい、みたいな。これ刺さる人には刺さるけど分かんない人にはめんどくさい女!って思うだろうな。これは女同士のバチバチ!とかそういうのじゃないんだよ〜たぶん

あきちゃんにとって自分の想像の中のなっちゃんは青春そのものなのに、岡田もなっちゃんもお互いのことをあまり覚えてないし、自分だけ青春の中に取り残されて執着しまくって何も上手くいかない。本当は好きな人と両想いになるだけで幸せだったはずなのに、他にも大切なものができてしまったんだね(T_T) 歳を重ねるのはせつない。消費されないでってあきちゃんが言うの泣ける。

21世紀の女の子(とTwitter)を見て首藤監督が気になったんだけどやっぱり好き…🥰高校生のセリフの言い回しとかリアルで自分が学生だった頃思い出した〜
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