こういう頭を使うホラー、すごく好きです！
伏線の張り方、回収の仕方、そしてタイトルとの関連性がすごく上手な1本。
黒人のクリスは白人のローズと付き合って間もないが、休暇を彼女の実家で過ごすこととなった。両親からも歓迎されひとつの問題もないように見えるが、クリスはローズの自宅にいる2人の黒人使用人のことが気にかかる･･。
その夜、夜中に目覚めてしまったクリスは一服しようと庭に出る。すると、猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめるメイドの姿を目撃する。動揺して家の中に戻るとローズの母親に呼ばれ催眠術をかけられる･･。次に目覚めたときには元通りローズのベッドに横たわっており更に動揺する。
翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席することに。来ていたゲストももちろん白人ばかりの中、1人の若い黒人男性を見つけて話しかける。この一家に何かあるのではと疑い始めていたクリスは、友人に写真を送ろうとその黒人男性の写真を撮る。
フラッシュがたかれた瞬間その男性は鼻血を出し「出て行け！」とクリスに襲い掛かってくる･･。
ローズとこの家を逃げ出そうとするシーンから、畳み掛けるような伏線回収がめちゃくちゃスカッとする！！！
見終わった後には「ゲット・アウト」の意味も分かり大満足でした。
