この男は普通ではない。普通ではないという枠の中から観てもそこからもまたかなり外れている。そんな風に自分は感じた。
おそらくは人間の奥底にある無意識という深層心理の中の悪魔的なものがこの男には実際に見えているのだと思う。
自分にとってはこれ系の絵は苦手だけど個人的な意見としてこの男は天才だと思う。
デビット・リンチはずっと映画監督だと思っていた。けどこの作品を見て実は彼は映画監督である以前にアーティストだと分かった。ずっと知らなかった。
それにしても仕事としての枠を超えて自分の好きなことをやれる人生って本当に最高だと思う。自分は現時点ではそこまですべて打ち込めるカネもなければ時間もないけれどもこういった生き方ってほんと羨ましく思える。本当に憧れる。