デヴィッド・リンチ:アートライフの作品情報・感想・評価・動画配信

「デヴィッド・リンチ:アートライフ」に投稿された感想・評価

物凄い天才でも、紆余曲折を経ている事が学べた。
普段の制作風景を眺めながら、彼の人生を追体験することが出来る映画。

絵画から、「動く絵画」へと目覚めていく過程が面白い。
若い頃から絵を沢山描いてきて、その上に、数々の名作が出来た。

度々挿入されるアートも、凄く魅力的。
特に、初期作品である『アルファベット』、『グランドマザー』の映像が、非常に素晴らしかった。
一部しか流れていないのにも関わらず、かなり大きな衝撃が残る。
全編観てみたい。

また、『イレイザーヘッド』を制作していた期間が、彼にとってどれだけ幸福であったか、大事であったかも理解した。
ねむい

ねむいの感想・評価

3.3
好きな映画監督を聞かれたら、迷わずに名前を上げるくらいデヴィッドリンチ監督が作り出す非日常的で悪夢を覗き見るかのような作品が大好きではあったんだけど、監督自身のことはあまり知らなかったから画家としての一面も持ち合わせてることを初めて知った。

リンチの描く絵、惹きつけられるような強烈なインパクトがあってすき。
作り出す作品からドライで人間嫌いな人なのかと勝手に思っていたけれど娘に向ける愛おしそうな目が父親のそれで、そんな一面が意外だったし貴重な姿が見られて良かった。

"ある種のアイディアを追求しようとするとき、そのアイディアを呼び出し彩るのは過去だ"と言う考え方、
リンチが幼少期に経験した裸の女の人事件はブルーベルベットとかワイルドアットハート(一瞬出てくる裸のおばさん)に確かに生かされてるな、と思った。
アギー

アギーの感想・評価

4.1
とても私たちにわかりやすく伝えてくれてます。リンチの絵や音楽がやっぱり好きだ。
草食

草食の感想・評価

3.4
イレイザーヘッドに至るまでの人生をリンチ自身が語る。
泥水遊びが好きだったこと(現在の絵画作品への影響が見られる)、全裸女の事件等(ブルーベルベットのワンシーンを思い起こさせる)、後の創作への強い影響が分かる子供の時の話が興味深かった。

かっこいいアトリエだな。幼い娘さんと同じ机で絵を描いている画が印象的。
mam

mamの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

映画監督としてのドキュメンタリーではなく、彼のアートライフを軸に語られる、生い立ちから「イレイザーヘッド」まで。

田舎で過ごした家族との思い出。意外にも愛情いっぱいに育てられたのがわかる。
リンチの創作の原点が垣間見える幼少から青年期、泥水での水遊び、暗闇から現れる全裸の女性の記憶、変人やレイシストがあふれる憂鬱な町の記憶など。
地下室で食べ物やネズミが腐っていく過程をみるのだと言って嬉々として紹介されても、父としてはそりゃあ心配だろうな笑
画家を目指していた学生時代に「動く絵画」への興味を持つ。AFIの助成金を得てフィラデルフィアからLAへ。そこで産み落とされるカルトの集大成「イレイザーヘッド」

ハリウッドヒルズの邸宅にあるアトリエ、創作意欲に対する貪欲さは晩年になっても衰えることなく。
小鳥のおもちゃを見つめる瞳が可愛いすぎるリンチ。幼い娘へ向けられる眼差しと同じなの。

2022-223
もっと、深く掘り下げてほしかった。
フランシス・ベーコンの影響などについて。
くりふ

くりふの感想・評価

4.0
【夢宅の人】

予想より面白かった。“アートライフ”に絞ったことが効いたか、程よく締まったドキュメンタリーだ。…もちろんリンチ好き向け。

ピカピカのハリウッドヒルズに住みながら、下町の工場風アトリエで、コツコツ手仕事するリンチ。その手捌きも興味深いが、やはり幼少時から10代にかけての、創作の原点となる出来事が大変、面白かった。

例えば“泥水遊び”と“全裸狂女”。前者の手触りは現在の絵画作品、その厚盛マチエールに直結しているように思えるし、後者の生々しき体験は、既に書物では読んでいたが…まさしく『ブルーベルベット』の1シーンだ。

が本作、他にも、連想させる挿話が登場しても、映画のシーンは直接挟まないようにしている。だから逆に想像力を刺激され、後で映画を再度、味わいたくもなる。この狙いは悪くない。

今回、本人のアルバムからお蔵出しされたようだが、50年代当時からの写真が面白い。暗さも不条理もまるで感じさせない、ホントにフツーの郊外生活とリンチ一家が写されている。

ジョン・レノンを円くしたような顔で微笑むリンチ。…しかしその奥底で育ててきたもの、その一端がコメントに滲み出す。さらにもっと潜ると、何が飛び出すことだろう。

やはり、10代で絵描きとして始めていることが大きいね。改めて思う。画家ブッシュネル・キーラーにこれほど助けられていたとは知らなかったし、盟友となるジャック・フィスクとの影響関係も大きかったんだ。この辺りは収穫。

そこからフィラデルフィアでの不条理体験を経て、映画に踏み込む流れはわかり易い。

1991年に日本で初の展覧会が開かれ、初期短編『アルファベット』上映をみた時の奇妙な高揚感は今も覚えているが、本作に未使用テイクがふんだんに使われていたことにも感激した。

後の奥さんペギーが、吐血するグロテスクな役を楽しそうに演じているのが印象的。『イレイザーヘッド』の前は、そうだったんだね…。

で、その『イレイザーヘッド』制作での幸福感を語りながらも、しかしてその表情は…という締めのリンチ像に含みがたっぷりで、苦笑してしまったのでありました。

<2018.2.18記>
横山

横山の感想・評価

-
煙草吸ってるだけで絵になるなぁ。カッコいい。
僕も送りたい、アートライフを。
Dogman

Dogmanの感想・評価

3.4
面白くなかったけど、リンチの身体感覚が伝わった気がする。手作りが好きなんだ。

生み出すビジュアルが、フランシスベーコンともかなり共通点がある。

ホドロフスキーのDUNEくらいのもっと創作啓発的なのを期待してた!

アトリエ良いな。

一人の人間として、芸術家が子供を持つ、家族をもつということがどれほどの影響を与えるか。
ノーランも子供持ち出して、ライジングから楽観主義思考に変わったしなー
『イレイザーヘッド』に至るまでの人生をデヴィッド・リンチが語っていく。映像はデヴィッド・リンチの絵や過去映像が流れている。
ドキュメンタリーとしての面白さは感じられなかったが、デヴィッド・リンチの絵を描く様子が見れて良かった。
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