デヴィッド・リンチ:アートライフの作品情報・感想・評価

デヴィッド・リンチ:アートライフ2016年製作の映画)

David Lynch: The Art Life

上映日:2018年01月27日

製作国:

上映時間:88分

3.5

あらすじ

アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001年)美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情。生活の為に働きながら、助成金の知らせを待った日々。そして、当時の妻ペギーの出産を経てつくられた長編デビュー作『イレイザーヘッド』(1976年)に至るまでを奇才デヴィッド・リンチ…

アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001年)美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情。生活の為に働きながら、助成金の知らせを待った日々。そして、当時の妻ペギーの出産を経てつくられた長編デビュー作『イレイザーヘッド』(1976年)に至るまでを奇才デヴィッド・リンチ自らが語りつくす。

「デヴィッド・リンチ:アートライフ」に投稿された感想・評価

アンナ

アンナの感想・評価

3.7
一気に引き込まれる。アートの何もわからないけど、彼のことが好きになった。

猟奇性というかはともかく、それが彼の芸術表現の手段。人柄はあたたかく、孤独であり根っからのアーティスト。裕福な家庭で育ったゆえの自由さ、たとえ世界が2ブロックだったとしても。
彼の作品 もアートライフのもとになった本も見たい。あと子供には塗り絵をさせない。
じゅんP

じゅんPの感想・評価

2.6
周囲の人が語るならともかく、幼少期からの異端エピソードを本人が延々語るって生産性低くない?人となりに迫るよりも絵をもう少し一枚一枚ゆっくり見せて欲しいなあ、などと思いながら寝たのです。
Nash

Nashの感想・評価

3.4
デヴィッドリンチの二面性(アーティストとリアリスト)の源泉を垣間見れるドキュメンタリー。また新たな視点で作品を観れる気がする。
Seto

Setoの感想・評価

4.5
深い闇と明るい光
最後の言葉よかった

デヴィッドリンチ作品最初から見たくなった
リンチの頭の中、何を考えてるか知りたくて見たけどもっとわからなくなった 笑
ぶっ飛びすぎてる
Xi

Xiの感想・評価

3.5
どうやって、そんな発想が生まれるのか?一体何考えてるんだろう?頭の中を覗いてみたい…って思う人の1人、デヴィッド・リンチ
自ら生い立ちを語り、タバコを吸いながら創作活動に勤しむ姿が、それだけでカッコイイ!作品は狂気を感じる!
デヴィッド・リンチ本人がもうアート!
この映画を見ても彼が何を考えているのかは分からなかった。。謎が増えただけ
途中眠くなってしまった。お父さんに芸術を理解してもらえなかったのはちょっとかわいそう。
デヴィッド・リンチは映画監督であるまえに、アーティストなのだという認識を、改めて決定づけるようなドキュメンタリー。

廃墟のようなアトリエのテラスで陽光を浴びながら、作品制作に取り組むリンチは自然体そのもの。絵の具を混ぜたり、塗り込んだり、ハリガネを曲げたり、タバコをふかしたり、曲を作ったり。
イメージを吐き出す行為は排泄行為のようなもので、アートは生きている=ライフそのものなんだろう。
誰に頼まれているわけでもない、ひたすらにイメージと向き合っていく作業は映画製作とは真逆とも言えるが、リンチの場合には一貫してまず強烈なビジョンがあるので、明確な線引きはないように思える。

それでも監督業から退いたのは、映画製作にまつわるしがらみが面倒になったんだろうと想像する。プライベートで映像を撮り、繋いでいった「インランドエンパイア」には、そんな自主制作の主張を感じる。
そして2017年、カルトの帝王というレッテルさえ跳ね除けるように「ツインピークス」が復活。輪をかけてイメージの大洪水が噴出し、歯止めというものがなければここまで行けると、イマジネーションの復権を見た。
Ringo

Ringoの感想・評価

-
このオッチャンの全ては、ソレ。

自分の先にある未来を思わずに、
今をDO。

好きで好きで楽しくて。
アナタにとってソレであり、
ソレはアナタそのもの。

ソレをずっと出来る事を与えられたら
ずっと出来る?
ソレを望んではみたものの、
いざ手に入ると敬遠してしまう事ってナイ?

このオッチャンの「生きる」は、
「創作する」という意味なんやろうけど、そんな事は、ここでは言うてまへん。
けど、タイトルがそう言うてる。

過去の人や物事との出会いがこのオッチャンを作って、このオッチャンは、いろんなもん作ってきてんねんな〜。

髪の毛フサフサのオッチャンは作りたいものを作る。
ペイン

ペインの感想・評価

3.9
カルト映画の金字塔であり彼のデビュー作「イレイザーヘッド」を発表するまでの生い立ちや人生を本人自らの口で語り振り返っていくドキュメンタリー。

あくまで本作は“生い立ち”がメインなため、彼が発表してきた作品を1つ1つ解説していくドキュメンタリーではない。

リンチは一見奇妙な映画を作ることから大変人だと思われがちだが、たしかにそういった要素はあるものの基本的にはアメリカアメリカしたザックリとした人。彼も我々と同じように家族間でのトラブルや社会への不満、孤独を感じ悩みもがき苦しむ“普通”の人間だということがわかる。

高校の授業をサボって悪友とつるんで酒飲んだりタバコ吸ったりして遊んだりしていたというリンチには私もとても親近感が沸いた。とはいえやっぱり本作でも垣間見れる彼が生み出した絵画や映画作品は圧倒的で唯一無二。凡人にはとてもじゃないが作れない。

コーヒー飲み過ぎタバコ吸い過ぎという突っ込みどころはあるけど(笑)とても良いドキュメンタリーでした。リンチの頭の中が覗けて良かった。
Kazumi

Kazumiの感想・評価

3.0
冒頭、創造の源泉が過去っていう意味のことを言って、幼少期からのエピソードをあまり脈絡なくぽつぽつ語る感じ。
聞いてると本当に、アーティストっていうのは自分の人生が創造の糧なんだなあと思う。アーティストというかデビットリンチは。
リンチが語ってた人生はそこまで劇的ではないし、結構めぐまれてるなあという印象。多少トラウマ的なシーンはあるけども子供時代にはよくあるような現実と想像がごちゃごちゃになってそのまま定着してしまったような記憶。
非凡だと思うのは、そういう記憶を脳内に特有のリンチ的なイメージとして強烈に定着させていること。そのイメージをいかに再現するのかがこの人の仕事のような気がする。
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