大切なオリーブの樹を失ってから、心ここにあらずとなってしまった祖父のために、そのオリーブの樹を買い取ったドイツの大企業にアポなしで乗り込むことにした孫娘のアルマと、巻き込まれた叔父、そしてアルマにひそかに思いを寄せているラファの三人が、一路ドイツへ。あ、途中で自由の女神も加わるから四人か。
アルマのおじいちゃん思いはわかるが、無計画で、しかも嘘をついてまで叔父とラファを巻き込んで、挙句の果てに樹の取り戻しが上手くいかなくて、二人に逆ギレするアルマには共感しづらい点もある。ヘアスタイルも奇抜だし(それは関係ないか)。
でもまあ、ラストは良い。