このレビューはネタバレを含みます
ドイツに侵攻され5日で占領された後、オランダ政府と王室はイギリスに亡命
1944年9月連合軍がオランダの橋を奪還しようと試みている頃の話
ナチスによるホロコーストの犠牲者200万人のうち、オランダ出身者は約10万人だった
SDと呼ばれる親衛隊がユダヤ人を見つけ出し、収容所に送る
リプハーゲンはユダヤ人の心を言葉巧みに騙し、金銭を預かった後で収容所に送っていた
邪魔なものは全て周りから消し、証拠は何一つ残さない
戦後はSDは戦犯として捕まるため(ほぼ死刑になる)、リプハーゲンは必死で無罪を訴え、アルゼンチンへ亡命した
1988年オランダが逮捕状を発行したが、リプハーゲンは1973年にその一生を終えていた
これがオランダ史上最悪の戦犯である