アインシュタインの忘却簿

リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯のアインシュタインの忘却簿のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドイツに侵攻され5日で占領された後、オランダ政府と王室はイギリスに亡命

1944年9月連合軍がオランダの橋を奪還しようと試みている頃の話

ナチスによるホロコーストの犠牲者200万人のうち、オランダ出身者は約10万人だった

SDと呼ばれる親衛隊がユダヤ人を見つけ出し、収容所に送る

リプハーゲンはユダヤ人の心を言葉巧みに騙し、金銭を預かった後で収容所に送っていた

邪魔なものは全て周りから消し、証拠は何一つ残さない

戦後はSDは戦犯として捕まるため(ほぼ死刑になる)、リプハーゲンは必死で無罪を訴え、アルゼンチンへ亡命した

1988年オランダが逮捕状を発行したが、リプハーゲンは1973年にその一生を終えていた

これがオランダ史上最悪の戦犯である