香港のアクション俳優ウー・ジンとタイのムエタイ・アクションスター、トニー・ジャーのW主演によるアクション映画。『SPL/狼よ静かに死ね』の続編にあたるみたいですが、この作品を単発で観ても全然問題ありません。
カンフーとムエタイのスピード感に迫力ある格闘、そこにナイフも加わり、かなりバイオレンスでハードコアなアクションが楽しめます。敵役のマックス・チャンも良かった!刑務所の所長でありながら臓器売買に手を染める冷酷な男。そして強い!マックス・チャン、どこかで見た事あるなぁ~と思ったら『イップマン』で師匠とも戦ってました。(^^)
そんな臓器密売組織と潜入捜査官、そして、娘の命を助けるために骨髄移植に適合するドナーを探す刑務所の看守が絡み合うストーリーは社会性で意外としっかりしている。多少都合良すぎだろ!って場面もあるけど良しとしときます。(^^)
この映画の最大の見せ場は何と言っても熱い格闘シーンなんで、複雑な物語にする必要もないんだけど、見ごたえもあって面白かったです。