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なりすましアサシンののふのふのレビュー・感想・評価

なりすましアサシン(2016年製作の映画)
3.7
〝他人の話はもう書くな。自分の人生を始めろ〟

作家志望の中年デブ親父、サム。世界最強の暗殺者〝ゴースト〟を主人公にした小説がノンフィクションとして世界に配信されてしまう。本物と勘違いされ、ベネズエラのゲリラ組織に大統領の暗殺計画を依頼されるのだが....。



「ヒットマンズボディーガード」のようなNetflix独占配信作とかではなく、
こちらは完全Netflix様オリジナルムービー!
Netflixオリジナルムービーは当たりハズレが激しいイメージですが、
今回は個人的にはアタリな一本!



序盤は執筆途中の小説を映像化しながら進んでいきます。
そこでセリフや展開が気に入らなかったら修正されるんですが、修正されるとこも映像で見せられるのが、またおもしろい!
こうしたほうがカッコイイかなーみたいな感じで小説のピースがうまくハマっていく、かっこよくキマっていくのを共有できるのは気持ちよかったです!


修正過程、次の展開が浮かぶまでの小説内の人物らの待ち時間の描写は気まずくて笑いました!笑

現実世界で小説と同じようなセリフが出てきたり、展開がでてくるのもおもしろかったですね〜!
終盤、こういった手の作品の醍醐味である〝偽物が本物になる〟カタルシスはやはり最高でした!



主演は「モールコップ ラスベガスも俺が守る」などのケヴィンジェームズ。
モールコップで見せたあのアクションは健在でまさにデブで動けるアクション俳優!
ゲリラ組織のボスを演じるアンディガルシアは貫禄ありましたね!



また、コメディアクションですが、
ところどころのアクションシーンはキレがありました!
暗殺者オタクとして
射撃が激ウマ!
小説の為に特訓していた空中で銃をキャッチして撃つシーンも夢があってかっこよかった!





あと日本ではよく見かけるお酒ZIMAですが、
アメリカでは販売中止になってるのは知りませんでした!
ベンキョウニナッタネー!



傑作とまではいきませんが、
おもしろかったです!
オススメです!

ただ、このジェフワドロウ監督...
「キックアス ジャスティスフォーエバー」だけは許せない(`・ω・´)メラメラ
これを機会にまた見直してみようかな!
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