昼行灯

gifted/ギフテッドの昼行灯のレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.8
マッケナ・グレイスが可愛すぎて、見てるだけで幸せ。

数学に天才的な才能を発揮する少女メアリーと、
彼の育ての親になった叔父のフランクとの疑似家族ものであり、
その叔父の母、死んだ姉との歪んだ家族関係を問い直す物語であり、
猫を愛でる物語でもある。

アイ・アム・サムみたいな話かなあ、と漠然とイメージしていましたが、
あれより結末はご都合主義的かな。

フランクの母は典型的な毒親だし、終盤メアリーが預けられる里親も不誠実。
本当はそういう相手側問題点ではなく、きちんとメアリーの幸せに寄り添う形で落とし所作ってくれたほうが、私は好みでした。

しかしフランク役のクリス・エヴァンス、流石のキャップ俳優。隠せない鍛えられた身体が素敵だった。
フランクが寝転がっているところをメアリーがぴょんとお腹に乗るシーン、
世の凡百のお父さんならグエーッ!と悶絶なところ、微動だにしないとは。
昼行灯

昼行灯