前日譚に当たるため、シリーズ未見でも十分楽しめました。
世界人口80億人、クルーの国籍や人種、英語と中国語が入り乱れるところなど、近未来としてリアルに感じました。
またクルー全員宇宙飛行士と考えると、パニックの収束が速いのもとてもリアル。
ミミズのシーンだけはグロかったけれど、宇宙物なのでグロはほぼその一点だけでした。
過去作は怪獣物とのことなので、差がすごそうですね。
時空移動などの設定そのものは昨今のアニメや二次元作品で既に馴染みなこともあり理解しやすかったです。
スリラーということで、次々に起こるアクシデントに最初はどんな異次元存在が裏にいるのかと疑ってしまいましたが、その点はやや期待はずれでした。
しかし一つだけ、字幕を読むのが間に合わず意味深な台詞の謎が解けないままなのが心残りです。
スキンヘッドのモンクが頼まれて「アーメン」と祈っていたのは笑いました。
おそらく実際には修道士ではなくあくまでモンクという名前なだけのキャラクターです。
ヘアスタイルから、修道僧の方ではないのか！と二重におもしろいシーンでした。
