冒頭のトラック横転シーンがピーク……
現実味ないからゼンゼン怖くなかったです。
私が黒沢清監督に求めているのは
荒唐無稽でも実際に有り得そうな恐怖であり
想像していたのと違ってたから残念でした……
でも鑑賞途中で気づきました。
本作が伝えたい事は恐怖ではなく○だった!
今の世の中コンプライアンスやら規律やら
黒塗りダメやら保毛尾田保毛男ダメやら……
聖人君子万歳な社会になってきていますが。
それに逆行して常識では図れないような
凶悪事件が日常茶飯事で起きています。
政治家は高待遇と高給料で甘い蜜を吸い
下の人間は安い給料で四苦八苦……
その時点でコンプライアンスは崩壊してるのに
誰も何も言えない環境を作り上げられている。
つまり窮屈すぎるんですよね、この世の中!
コレは決して非現実的な映画ではありません。
私もだけど、この世も狂っています。
黒塗りしたって保毛尾田保毛男にしたって
自分に自信あるなら笑って済ませたら?
恥ずかしかったり引け目あるなら別ですけど。
怖がらず誰かがガツンと言わなアカンのですよ
……だから赤ちゃん代表として私が言います。
コンプライアンスなんてファッ💖ユーです👎