散歩する侵略者の作品情報・感想・評価

散歩する侵略者2017年製作の映画)

上映日:2017年09月09日

製作国:

上映時間:129分

3.5

あらすじ

「散歩する侵略者」に投稿された感想・評価

まろん

まろんの感想・評価

3.5
面白さが少しだけあった
予告でそこまで期待してなかったけど、そのままの印象
普通だった
entrof

entrofの感想・評価

3.4
静かすぎる侵略と愛の物語。じんわりくるいい作品。
時にコミカルに淡々としながらもヒリつく感じで話はすすんでいく。最後は長澤まさみと松田龍平の演技に持っていかれた。
タイトルバックまでは見事で、ほとんど『 CURE 』である。その後の展開も『 CURE 』のようで、だから、『散歩する侵略者』は実質、『 CURE 』なのだ。……と言いたいところだが、そうではない。しかし、ここには『回路』もあれば、『ドッペルゲンガー』や『リアル』、『岸辺の旅』まである。なので、黒沢清のフィルモグラフィの、いまのところの集大成とも言えそうだ。……だからといって、おもしろいというわけではない。結末はわかりやすすぎ、感傷的にすぎる。こういったテーマを語るのであれば、もうすこし脚本には「内容」のようなものが必要だろう。これが 100 分の映画だったとしたら(たとえば、鳴海の「仕事」のくだりをすべてカットするなど、いくらでも切れるところはあるだろう)、またちがうふうに見られたように思う。とはいえ、画は最後までキマりまくっている(が、途中で飽きるのも、また事実)。
思ったより侵略者が弱かった。あまり、恐怖感がない。松田龍平さんはこういうひょうひょうとした役がよく似合う。
映画全体的に文字的というか読んでる感覚…?
とにかく長谷川博己の爆破シーンは実物
伊藤潤二先生の漫画かな?思った。好き。
原作も大好きなんですが、映画では良い方向にエンターテイメントとして成立させることができていて、凄く面白い。原作からの改定部分はかなりあると思うけど、原作のまんまだと淡々としてしまいそうなところを、物語としての起伏をきちんと持たせて映画として成立させている。いろいろと細かいところを言えば突っ込みたくなるところもあるが、それも気にならない程の完成度の高さ。何度観ても面白いし世界観に惹き込まれる。

概念なんて、この作品知るまでは当たり前過ぎて考えたことなかった。でも、この作品のおかげで、普段の生活のふとした瞬間に、「この言葉の概念って、なんなんだろう?」とか思うようになって。それって凄く良いことっていうか、自分が生きてる世界が面白く興味深く見えるようになった気がする。そういう意味では、私の人生においても凄く良い影響を与えてくれた映画です。

演出面で言えば、黒沢清監督独特の、あの不穏で先が読めない雰囲気はこの映画でもあるし、それは十分作品の魅力として発揮されているが、他の作品と比べれば希薄。(そのような雰囲気は『予兆 散歩する侵略者』の方が感じられるだろう)その分、どこか軽やかであり、ある意味黒沢監督の演出が苦手な方でも見やすいと思う。不穏な物音とか風の音とか、そういう演出よりは役者さんの演技の方に不穏な雰囲気を感じた。(高杉真宙くんや恒松祐里ちゃんなど)

ここしばらく観てないにも関わらず、語りたいことがありすぎて…困る(笑)。
まずは高杉真宙演じる宇宙人、天野。
この宇宙人、ちょっと生意気だけど子供っぽい可愛いところもあって、サラッとしていて、でも根底には闇も見える、それらをバランスよく演じてる。目付きとかも、ちょっと人間をなめてる感じとか余裕感とかも感じられて、それを楽しんでいる感じ。闇を抱えてるっぽくも見えて最高。
よくインタビューでキラキラした青春に劣等感を感じるって話してるけど…キラキラした真宙くんも良いけど私は断然こういう真宙くん推しです。

恒松祐里演じる立花あきら。生活は凄く尖ってるし何より何で彼女はこんなに強いんだ!? でも、この祐里ちゃんのアクションシーンが映画にエンターテイメント性や起伏をもたらしてくれていることは間違いなし。宇宙人だから、そこは何でもありでいいと思います。
何より冒頭での血まみれのあのシーン。私はこの作品で彼女を知ったんですが、『この子、ヤバい!』(もちろんいい意味で)って思いました。衝撃的だった。

松田龍平演じる加瀬真治。宇宙人ってどんな感じ?ってそりゃぁ見たことないからわからないけど、松田龍平が演じるとめちゃくちゃ説得力ある!ズルい!(笑)
あの掴み所のないんだけど、めちゃくちゃ気になってしまってかつ愛嬌とか守ってあげたくなっちゃう感もある。
概念を奪うときのあの映画でも欠かせない重要な動作、その場で松田龍平がやってみた感じで決まったというから驚き。本当にはまり役でしたね。

そしてこの映画の主人公、長澤まさみ演じる加瀬鳴海。まさに体当たりで演じてられていて、本当に素晴らしいです。
監督も言ってた気がするけど、まずは彼女の往年の女優スター感。めっちゃ惹かれる。そして、彼女の旦那や目の前に突きつけられる事象に対しての苦悩や戸惑い、やるせない感じ、凄く伝わってくるんです。あと母性的なものも伝わってくる。なんか長澤まさみさんの演技見てるだけで泣きたくなってしまうんです。

あとはなんといっても加瀬鳴海と加瀬真治の夫婦の物語が素晴らしすぎて。もうそれこそ上手く言葉に表せないくらい。
2人は紛れもなく夫婦なんですよ。いや、そりゃぁ夫婦役ですからね、そうなんですけど。真治は宇宙人となってしまったのに、冒頭の方からしっかりと2人間の根底にある愛というものが感じられるんです。設定こそ宇宙人になる前、不倫をしていて夫婦中は壊れていたってことになっているけど、一度は愛という概念を共有しあった仲。ここがしっかり冒頭から表現できてるからこそ最後のシーンにも繋がっていくんですよね。

徐々に2人は鳴海が真治を育てていくような感じで夫婦仲を取り戻していく。いくら見た目が同じだからって、中身は宇宙人。でもその大きな障害を乗り越えて2人が愛を取り戻していく感じがとてもリアルというか説得力がある。演出も凄く丁寧だと思う。ここはこの映画の大きな魅力だろう。まさに、上手く言葉に表せないのだけれど。

【以下ネタバレ含みます】
私の一番好きなシーン。↓
「もうわからないんだ。真治が俺の一部になったのか、俺が真治の一部になったのか。でも、これで良かった。もう一度鳴海と最初からやり直せる。」
「遅いよもう。なんで今さらそんなこと言うんだよ。時間全然残ってないじゃない。」
本当に2人の心が通じあった瞬間。
こんなにも心に響くシーンってなかなかないんじゃないかな?本当に素敵です。

鳴海から“愛”という概念を得た真治とそれを失った鳴海。それまでは鳴海から守ってもらっていた立場から真治が鳴海を守る側に。“愛“という概念は無意識だけど身体に染み付いていて、でもとてもじゃないけど説明できない。それだけ失ったら大きいだろうな。世界はどういうふうに見えるんだろう。
うん、本当にいろいろ考えさせられる。いや、この作品は言葉にできない、感じる部分も多いんだけど。何度でも観たくなる素敵な映画です。
めっちゃコミカル
終始ゆるいのに退屈しないで見れる。期待してなかったから意外に良くて、自分は結構好きな映画だった。

まあ松田龍平は普段から宇宙人だけど宇宙人の松田龍平はめちゃくちゃ迷惑なのにかわいくて、長澤まさみがお世話してんのもかわいくて良かった!!!光石研楽しんでた。

長谷川博己vs爆撃機はマジでいらないし侵略もチープだから別に描写いらなかったなー。あと急なキョンキョンは印象が強すぎて別の人でもよかったかな。
Kansuke

Kansukeの感想・評価

3.6
宇宙人がすごく心理的手段を使ってたから最終的にどんな方法で侵略するのかなって思ってたら...めっちゃ物理攻撃やん!!

設定及び宇宙人よかったです
オープニングめちゃかっこよかった
リ

リの感想・評価

3.4
概念奪ってく宇宙人
SFもの ラストよかった
お世話する長澤まさみもされる松田龍平もかわいい
最後のSFっぽい爆発シーンは無くてよかったかな。小さな世界に変なこと起こってる前半のほうが面白かったです。
児嶋だよ!さんの演技いいね。
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