艶やかな花魁姿から遡ること8年?
図書館司書はおろか、
中学生に見えないこともない小芝風花がそこに。
町の図書館でレファレンスを担当するさくら(小芝風花)。
人の気持ちが汲み取れない。
得意分野に関してのみ変な句読点で捲し立てる。
言い回しやアレンジが効かない。
そして、そんな自分が嫌い。
遠い昔の探し物をしにきたであろう老婦人(香川京子)に、ジモティよろしく豊富かつ偏った知識で道案内を買って出るのだが、彼女のみつけたかったものはどうやらそういうことではなくて…。
悲しみと喪失の感情を知りかけたさくらが
横浜流星と言葉を交わすシーンは
既視感ありすぎて妙にドキドキしてしまった。
ヒロインのキャラが濃すぎて
好き嫌いの分かれる作品かもだけど、
奈良市内でない奈良に行きたくなったし、
図書館にも行きたくなった。
弟くん、いいキャラでした。