ちぃ

8年越しの花嫁 奇跡の実話のちぃのレビュー・感想・評価

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)
3.6
舞台挨拶つき先行上映回で鑑賞。
舞台挨拶の内容と本編の感想をざっと。メモなしなのでいいかげん。内容は順不同で。

肝心の本編から。
開始30分くらいからずーっと泣いてた人が何人かいました。“涙活”でしたっけ?そういうのが見たい人にはいいのではないかしら。

いわゆる“感動作”のなかに入るとは思うけど、実話を元に作った作品なので、そのひとことでまとめるのも私の中ではしっくりこなくて。
土屋さん演じる麻衣さんがとんでもない状態になってるけど、それも淡々と続く日常の1コマではあるんですよね。
迂闊に過剰な演出とか「ほれ!ここが感動シーンだ!そら泣け!」みたいな煽りがなかったのが良かったなと。
音量大きめなシーンはあったけど、続くシーンの音の使い方で理由に納得。

エンドロールも、ふたりの記録ばかりでなく、四季の行事とかがポンと入ってるところが、この作品はあくまでも日常であり、前にも後にも続くし回るものという姿勢が見えた気がして、なんか好き。ま、その四季も、本編に無関係なものではないのですが。。。

あんまり書いてネタバレ被弾させたくないので、このくらいにしておきます。


続いて舞台挨拶覚書。

入場時に招待状ハガキ風宣伝ビラもらいました。
最前列にずらっとスチル、下手中段にムービー1台。翌日のテレビやWeb、スポーツ新聞などで取り上げる予定と言ってた。当たり前だけど関西もんしかいないテイでしゃべってた。ぴあの有料チケだから全国どこから来たかわからないのに……(苦笑)

今日はちちんぷいぷいに生出演しましたーと。蕪のコロッケ食べた言うてたのでキッチンぷいぷいのコーナー?ハイヒールリンゴ姉さんに顔ちっちゃい言われたとかって話を。どんな話したんですかと聞かれてビットコインの話と答えた佐藤さんに、そんな話したっけ?な土屋さん。CM中に、あける直前までビットコインのことしゃべってたらしいです。

大阪ならではのこと。佐藤さんは、「高確率でたこ焼き用意してあって、僕らもそれを期待してるところがある」と。土屋さんは「よく話しかけてきてくれる。グイグイきてくれるほうが嬉しい。」

佐藤さん曰く、朝からたくさん取材受ける中で、トミーズ健さんと3人でHEPの赤い観覧車に乗って、てっぺんでトミーズ健さんに伝授されたギャグやって、人生でいちばん高いところでスベったそうです。放送日は知らないけど「せやねん」の取材とのこと。
放送日、たぶん公開前週の12/9か公開日12/16の放送ちゃう?まれに翌週に回るけど、23までは引っ張らんやろ。

この映画の話がきたときに思ったこと。佐藤さんは元の動画を見て、形にしたい届けたいという気持ちが……という話を。土屋さんは最初に動画を見て、麻衣さんになるなら覚悟が必要だし私にとって大きな意味を持つ作品になる、と。

撮影中は岡山で暮らしてて、佐藤さんは1度も東京に帰らなかったとのこと。「岡山の居心地がよかったのはもちろんですが、“セリフを言って演技してる”ではなく“暮らしの延長上で出てきた言葉として発したかった”から。」だそう。

土屋さんの岡山での思い出。「たくさんのエキストラさんに協力してもらって……あ、そんなたくさんでもないか。」目を見開いてから「いや、そこはたくさんでいいから!」とツッコむ佐藤さん。それが土屋さんの誕生日の撮影だったそう。

土屋さんが誕生日に佐藤さんにいただいた入浴剤。寒い時期で嬉しくて、次の現場も(都内だけど)寒い時期の撮影だったので参考にして入浴剤差し入れました!とのこと。差し入れた入浴剤は佐藤さんチョイス……ではなく「クラシエさんが・・・」とのこと。←話しても大丈夫と言ってたので載せちゃいました

ちなみにその入浴剤。そのままおうちの棚にしまってあるそうで。「のし紙に“佐藤健”ってお名前が書いてあって。入浴剤入れようと思って棚を空けて“健先輩にいただいた入浴剤!まだ使えないからこっち”」が続いてると。
「すごくかみがみ……あれ?かみがみしい?」司会から「……神々(こうごう)しい、でしょうか?」とソフトツッコミ。
神棚に飾るかのように家で奉られてると言われて佐藤さん、「入浴剤も喜んでると思います(苦笑)」
なんだっけこれ。植物図鑑か。あれは「入浴剤も言ってるよ」だっけ?ぶいさん出てたときのMステしか見てないからうろ覚え。

これまで何度も共演してるふたりですが、今回初めて知ったことは?最初は前回が濃すぎたので特に…と言ってたけど今回は夫婦役ということで、前回の共演では感じなかった彼女の“女性らしさ”を感じました、と言い直す佐藤さん。
やや気恥ずかしげで嬉しそうな表情を見せる土屋さんに「“あえて”言わせてもらいますが前回の共演では女性らしさを感じなかったので…」と続ける佐藤さんに苦笑いで返す土屋さん。

一足先に見た司会から「最後の笑顔が本当に良くて!皆さん注目ですよ!」佐藤さんは即座に「いやいやいや!」(←顔の前で手をぶんぶん振るお約束なポーズつきで)続いて土屋さんも「いやいやいやいや!」

フォトセッションと最後にふたりから一言。で、たくさん見てほしいのでご協力をっていう話を。土屋さん最後に「本日は、本当に……あっ違った!」「えぇっ!?」とぐりんっと土屋さんの方を向いて目を見開く佐藤さん。

土屋「(バンザイして)本日は、ホンマにおおきにー!」←たぶん練習したんだろうな、これ。

最後はけるとき、土屋さんの指示?で、ふたりで「ホンマおおきにー!」
佐藤さんやる前えーって渋ってたけどね。なんとなく、土屋さんの、「いいから、やるの!」みたいな押しの強さ(苦笑)を感じた。それはそれで、本編見た後だとより尚志と麻衣っぽくていいやりとりに見えます。
“ふだん”をよく知らないので思い込みかもしれないけど、土屋さん自身は自分の中で納得のいく言葉を探すのに時間がかかるタイプのひとなのかな?どもりはしないけど説明に詰まるところが多々。覚えた説明文ペラペラより気持ち乗ってていいけどね。話すより時間かけて推敲できる文章のほうが得意なんでしょうね。
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