このレビューはネタバレを含みます
実話を基にした作品。ある程度、予測して観たものの、やはり泣いてしまいました。
実際、結婚(入籍)する前に全てのことが起こってしまったので『家族』という言葉でカテゴライズするなら、彼は『家族』ではない。
だから、作中で「あなたは家族じゃない」という言葉が出てしまうのは分かるし、ご両親からしたら、仮に彼の親だったとしたら彼女を忘れる(諦める)ことを勧めるかもしれない。
でも、結婚を約束した彼からしたら、その言葉は残酷なものだっただろうと思う。
彼は、自分の気持ちを信じて、彼女のこともずっと信じ続けたから起きた奇蹟なのかもしれないとさえ思いました。
人の想いだけではなく、勿論本人やその周りの友人、医師や病院、ウェディングプランナーなど関わった全てがいい形になったんだと思います。
自分だったら、どうだろう?と考えさせられました。
実際の人達と、やはり俳優さんを比べると、美化されすぎですが、皆さんの演技は素晴らしい。佐藤健さんは、ラブストーリーのイメージがありませんでしたが、不器用ながら直向きな姿には胸を打たれました。土屋太鳳さんも、難しい役柄ですが丁寧に演じていて、最初の天真爛漫さからのギャップは流石でした。
大切な人がいる方は是非‼︎