年老いた元ジャズピアニストの主人公が妻に先立たれるところから話が始まり、妻の死後なにも手につかなくなってしまった中で妻の裏切りかもしれない不穏なものを見つけてしまうというストーリー。
マックスは本当に妻が好きで好きで65年ずっと愛していたのが本当に伝わってきました。
それなのに死んだ後になって変なものが見つかったら、あれもこれもあの時もこの時もウソだったのか！と気が狂いそうになっている様子が可哀想だった。
一方息子や孫娘はすごく優しくてみんなマックスのことを気にかけてくれていて幸せ者だなあと思いました。
マックスの頭の中はそれどころじゃないのだけれども。
またラストがとても良かった。
結局愛は大切なんだよっていうメッセージが、すごく真っ直ぐに心に刺さってくる良い作品でした。
