Droid Talesということで、エンドアの戦い(エピソード6)の後にC3-POがルークらにクローン戦争前の冒険談を語るという形で物語の幕が開けます。
まず面白いのが、エピソード3でベイル・オーガナの指示によって消されたC3-POのメモリーを実はR2-D2が持っていたという設定です。
それを接続するといつも通りのお喋りが始まるわけです。
全体の構成としては20分弱の短編が5つに分かれているといった具合です。けれどもバラバラなのではなく、1つのストーリーとしてちゃんと繋がっています。
C3-POの口から語られるエピソード1~6のハイライト映像をLEGOの世界で見ることが出きるのと、上手く省略しながらも所々に散りばめられたコメディ要素が魅力的です。
エンドアで誘拐されたR2-D2を探しにいくというストーリーと平行しながら、その道中でC3-POが武勇伝を語るという形をとっています。
それではここから5つのエピソードごとにコメントしていきたいと思います。
①エンドアからの旅立ち
この章でR2-D2が拐われ、C3-POがアクバー提督とともに救出に向かいます。
ここでの回想はエピソード1、2で、LEGOのマシーンでのポッドレースが面白かったです。
②コルサントの危機
エピソード2のコルサントでのチェイスシーンを脚色して、グリーバス将軍が登場したりするなどのアレンジに注目です。またメインはエピソード3なのですが、ジェダイ評議会のメンバーが愉快に描かれていて好きです。
③モス・アイズリーへのミッション
エピソード4が中心にはなっているものの、『スターウォーズ 反乱者たち』で登場するようなキャラクターがちらほら見受けられます。
観たことがないので確信めいたことは言えませんが、そんな気がします。
④ファルコン号のフライト
5つのなかでは一番好きかもしれません。エピソード5をベースとしているのですが、何と言ってもダース・ベイダーがお茶目過ぎます。
このLEGOシリーズではもはやお決まりとなっている、いじりも最高ですね。
衝撃の告白をしようとしているのに、あんな邪魔が入っては(´д`|||)
⑤ジオノーシスの策略
ついにR2-D2を拐った誘拐犯が明らかになるのですが...
物語はここで意外な展開をみせます。けれども焦点はやはりエピソード6のフラッシュバックです。ここではダース・シディアスの小物感が癖になります。
そんな感じですかね。
安定のクオリティ×面白さで満足です。
あとジャージャーの扱いはいつも通り酷いです。