タビネコ

熱いトタン屋根の猫のタビネコのレビュー・感想・評価

熱いトタン屋根の猫(1958年製作の映画)
4.0
まずポール・ニューマンとエリザベス・テーラーの美男美女ぶりに圧倒される。美の持つ力の強さよ。

家族、夫婦間の問題が語られていく中で、お父さんが変わっていく姿が印象的だった。お父さんは自分が幸せでないという事実をもっと早く認めて、もっと早くに家族と話し合えばよかったのに、と思う。でも何事も遅すぎるということはないから。

しかし、あれだけ弟ばかり可愛がられたらお兄さんがいじけるのも理解できるわ。あんな環境の中でもお兄さんは弟を気にかけてるのが伝わってきて、いい兄貴だ。
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