kaedemiyazaki

メアリと魔女の花のkaedemiyazakiのレビュー・感想・評価

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
3.7
清々しいくらいに
ドドド・ファンタジーで意外性はないけど
ストレートにシンプルに楽しめた!

表現はやっぱりジブリ節が色濃くて!
壁紙の色や、フレームの飾り方ひとつ取っても
本当に空間作りが上手で
そこに行ってみたい!って絵作りに
ワクワクする!

一時の魔法で得た自信は
魔法に帰属しているから
本当の自信には成り得なくて、、
現実の世界でも同じ事が言えるなあと思った! 自分を変えたいなら勇気を出して
怖くて痛い思いして変えるしかない!

“魔法”とか“ジブリ”とか
大きな力の傘の下で
得られる事と反対に大変な事も多くて
その傘自体が自信になることは無くても
傘の下で否応無しに降り注ぐ
沢山の経験をいかに自分の力に変えて
飛び出す勇気を持てるかが肝!

ジブリで得たものとジブリに居たことで
求められる水準とか、レッテルとか
色んな経験をした
米林さんにしか作れない作品だなと思いました