2017年公開映画73本目。
大脱走(しません)。
怪盗グルーシリーズ3作目。
2013年公開映画『怪盗グルーのミニオン危機一髪』の続編。
シリーズを重ねる毎に映像美には磨きがかかっているが、それと反して内容はどんどん薄くなっている。
ストーリーを詰め込み過ぎて何がしたいのか分からなかった。
今回も相変わらずクソみたいな邦題つけてますが、先頭に「怪盗グルーの」って付いてる時点でミニオンがメインじゃないのは承知の上。
それにしても「大脱走」はかなり大袈裟であり、本作はいつにもましてミニオンが登場しない。
日本人好みのタイトルを付けた方が客足増えるのは決まってるが、流石に本筋とズレた邦題付けるのは如何なものか。
本作に限ったことではないが。
段々登場キャラが増えてきていることも少し気になる。
それによってミニオンの影が薄くなる。
今年は日本でもミニオンが大流行し、ミニオン目当てで観に行った子供たちは満足できるのだろうか。
上映時間が短いことがこのシリーズ唯一の良いところではあるが、本作に関してはそれが仇となったように感じる。
2020年には『ミニオンズ2』が公開されるとのことで、ミニオン旋風はまだまだ止まらなさそう。
