エータキ

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディションのエータキのレビュー・感想・評価

5.0
最高だった
この映画は情報量が多く、そこから色を抜くとかえって画面が整理され、実はこのシーンではこんなことも描写されていたんだと新たな発見があった。
またフュリオサの目的地がすでに砂漠と化していたことが分かり絶望するシーンでは、砂嵐が絶望と失望で渦巻く心情風景を表しているようで、白黒にすることでこんな抽象表現が出来るのかと新鮮で驚いた。
オリジナル版では血が噴射したりなどはあるものの、あくまでグロいシーンは直接映さないといった配慮がされているものの、モノクロ版では想像力が増す分少しグロさも心なしか増していたかも。
最高