うっちー

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのうっちーのレビュー・感想・評価

3.8
誰が彼女の人生を狂わせたのか。
母親?夫?夫の友達?それとも彼女自身?

『彼女は一度殴られただけ。私は、いつでも殴られてるわ』

事件については、アンビリーバボーなどの再現ドラマで知ってはいたけど…

いやー、壮絶な人生すぎる

あの美しいマーゴット・ロビーが
見事に、荒んでいくトーニャを演じ切っていました!本人と錯覚するほど👀

映像の作りも、インタビューと交互に描かれていたり、当時の登場人物の心情をコミカルに描いていて、飽きずに2時間見れました!


いやー、母親が強烈すぎる。
人の愛し方が分からないのかもしれないとまで思ってしまった。
観客席での挙動は、ゾクっとしました

トーニャは、自らを不幸にしてしまう人だったのかもしれない
実力で勝ち取れたものを自らの手で手放してしまった

でも、そんな彼女に本気で向き合った人はいたのだろうか。周りにまともな人がいなかったことが悔やまれる。。

この映画を見て、映画【セッション】式の指導って難しいんだなーと思いました

見てよかったと思える映画🎬

p.s.フィギュアスケートほど、残酷なスポーツはないのでは?華やかな衣装を着て飛び上がる。失敗すれば、派手に転び観客は一斉に大きなため息をつく。

普段の生活の中でも転ぶのって恥ずかしいし、『転ぶ』って人間の普遍的な失敗だと思う。

大人数の前で転ぶってものすごいトラウマ体験。それを乗り越えて、挑み続けるフィギュアスケーターって素晴らしい👏としみじみと思いました。
うっちー

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