アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルの作品情報・感想・評価・動画配信

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル2017年製作の映画)

I, Tonya

上映日:2018年05月04日

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」に投稿された感想・評価

嵯峨

嵯峨の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スコセッシ、フィンチャーが好きな人なのですげえ面白かった。本当に「最近スポーツ映画好きかも〜」的なノリで見たらマジで昨日見た「レイジング・ブル」のような話と「グッドフェローズ」の編集・音楽の使い方、あとフィンチャー的ななんというか冷めた目線というか、フラットさやフェアさというかそういものを感じたあたりまあ満点つけないわけにはいかねえなって感じの映画でした。普通に面白いしね。

まあまずナレーションとか、音楽とかテンポが死ぬほど良い編集とかあとワンカット、序盤の衣装室?でいいのかわからんけど、そういうので「グッドフェローズ」を想起せざるを得ないし、それがきっちり楽しい。特にナレーションも笑っちゃう。で、割と全編笑っちゃうんだけど「レイジング・ブル」的なクズが全てを失っても「でも私何事も一生懸命頑張った」っていう切なさが終盤にあって悲しいなあみたいなw、学校の先生が怒った時に言う「悲しい」に近い悲しさがありました。最後らへんの鏡を見ながら泣きながら化粧するところとか、「レイジング・ブル」に鏡に向かって「俺はボス、俺はボス・・・」というロバートデニーロを思い出しました。
クズなんだけどやっぱフィギュアスケート描写がしっかりしてて(CGすげーってなった)、貧乏で性格もクズっていうどうしようもない人間が唯一輝いて見えるっていうこれフィギュアスケートならではのスポーツ描写も良かったです。だからこそ彼女の唯一、承認欲求を満たせる場所感あったし、コトが騒動になりかけの時のあの少女へのサインとか悲しい気持ちになる。

まあ彼女自身もクズなんだけど、それ以上にクズでバカなのがジェフで、またまたそれ以上にどうしようもないのがショーンってもう「クズに底は無いのね」と思わせるバカ集団たち。最初は笑えるバカ集団だったけどバカが加速してって本当にそのどうしようもなさがグラデーションで悲しさに変わっていくのも笑えるけどやっぱ切なかった。音楽とかもちょっと間抜けな感じとかクスッとくるけどコトの重大さがやっぱね・・・。なんで・・・感。

お母さんとかも最悪で、本当に全編毒親って感じだった。だけどラスト「なんだかんだ母親じゃん」と思わせる場面があって、「レイジング・ブル」とか「ソーシャルネットワーク」なんかよりはまだ救いのある話だなあと思って見てたら見事に裏切られるあたり最高だった。あの瞬間の全てを失った感、そしてそっから怒涛のスピードで全てを失ってくわけですがいやあ良かったなあと思います。

で、そっからまさかのボクシングで、「ミリオンダラー・ベイビー」といい「レイジング・ブル」といい「お前ここ数日でどんだけボクシング見てんだよ」って話なんですが、ボクシングは「自尊心の戦い」ということを学んでいただけにスケートのジャンプとボクシングで吹っ飛ばされるところが重なる編集・演出も良かったです。栄光のあの時はとうにないんだけど、それでも起き上がるんすよね。やっぱ、ここも「レイジング・ブル」的だなあと思いました。めっちゃ面白かったです。
my

myの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

期待以上だった。出てくるキャストがみんな歪んでいて、その歪みがストーリーを転がしていって面白い。
chi

chiの感想・評価

3.6
スピード感もって進んでいくのに加えて「えぇ…まじで…」みたいな気持ちにさせられることも多かったから見応えあった
自分を置く環境は選べても親は選べないもんなって思って悲しかった
自分を愛せる自分でいられる人の側で過ごしたい
マーゴットロビーはこういう芯がある強気な女性がめちゃくちゃ似合う
2021.04.18

流し見してた😅のでいまいちよくわかんなかった
rina

rinaの感想・評価

3.5
あんな毒親の元で育ってようぐれんかったな…!
素行悪いかもしれんが、スケートずっと続けてるし、ひとりの人をずっと愛してたし、スケートあかんくなったら新しいのチャレンジするのもすごいと思ったよ!
わたしがあんなメチャクチャやったらすぐ辞めるしすぐほかの人に目移りするしチャレンジもせんからあかん
当時なんかバタバタスキャンダルみたいなのがあったけど、こういうことだったのかと
トーニヤ側が悪者だったと思ってたけど、これ見たら同情できる
mojamika

mojamikaの感想・評価

3.4
バカしか出てこん。エンディングの本人インタビューで、マジで母親やらボディガードが映画中で話してたことしゃべってるの見てたまげた。
特にボディーガードのイカれよう…やばいやつがいるもんだ。

元夫も、幾度となく銃持ち出したりして思わず顔しかめっぱなしだった…
流血した女を助手席に乗せてるのを無視する警官にも衝撃。。時代なの?なんなの?
とにかくヤバすぎる関係性だってってことがよくわかった。

こんなどうしようもない環境で育ってきて、よくトップまで上り詰めたな。本人も素行悪かったとはいえ、スケートにだけはストイックだったんだろうと思うと、最後の判決の重さがズシンとくる…
いくら勝ちたかろうが、ダメなもんはダメっていう制裁だね。

彼女のこと知らなかったから映画見たあとにWikipediaもみてみたけど、
本当にスキャンダラスだし、事件後もいろいろやらかしてるようで。
お金やら名声のためにもはや何でもあり、マスコミやTVも彼女で騒ぎたてようとしたけど、大衆の興味はほとんど引けなかった、みたいなことだったのかな。
なんというか、しぶとい…!!
クズのデパートみたいな映画でしたが、テンポよし音楽よし演技も最高。そう全員の演技が最高で面白かった。
彼女を取り巻く貧困や毒親、自尊心の低さが生み出す生きづらさ問題は重たいリアルだけども、歯切れとセンスのいい構成で重さを感じさせない。逆にそこを生々しく描いていない(あれでも)から、エンタメとしては良かった。
お母ちゃんが突き抜けてアレな感じだったけど、彼女はなんという女優さんですか、かっこいい演技だった。そしてまた、最後の気迫と緊張感は結構胸に迫った。マーゴットロビーすごい。
最後のインタビューもいい感じに効いた。
おのおののキャラは映画用にちょっとデフォルメしてんのかと思いきや、少なくとも切り取られた部分だけ観ればそのまんまじゃないですか。

ついこないだ観た「コンクリート・カウボーイ」のある部分で、この映画を思い出し。界隈で流行っている手法なのかな?
面白かった。
スケート選手の実話。
お母さんは娘のことをなんだかんだ愛してると思ったけどそうでもなかった、、
この話がどこまで本当かはわからないけど
本当だとしたら主人公はめちゃくちゃかわいそう、、、

74
Yasuyo

Yasuyoの感想・評価

3.0
Netflixにて鑑賞。

フィギアスケートで
ライバルの選手を襲撃し負傷させた
実際の事件を映画化したもの。

当時中学生だった私も
この事件は衝撃を受けたし
今でもトーニャ・ハーディングと聞けば
顔を思い浮かべることができる。
それで勝って嬉しいのか?と思ったものだった。

ただ、この映画を見ると
何が本当なのか分からなくなった。
襲撃は誰が言い出したことなのか。
トーニャに関わる人物のそれは
愛なのか憎しみなのか、なんなのか。

ま、マーゴット・ロビーが好きだから
見たけれど
違うキャストなら見なかったな。

マーゴット・ロビーはこのために
撮影の4ヶ月前から
週5、1日4時間スケートの特訓をしたらしい。
ま、さすがにジャンプ、スピンは代役
トリプルアクセルはCGとのことだけど
さすがマーゴット!
リンクの上でフィギア選手をそのものだった。
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