TASOH

犬ヶ島のTASOHのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.6
日本語話者以外が犬の気持ちになって見る映画。
「グランドブタペストホテル」だって架空の国だったのにあえて日本という設定にした謎。昭和のような世界観なのに20年後という設定も謎。どうせ似非日本なんだし、本作も極東にある架空の国でよかったと思うけど…

世界観と演出は流石。アニメーション自体は見ていて楽しいけれど、ストーリーは退屈だった。字幕版は文字だらけでうるさい。吹替えで見るべきだったか…?

メガ崎市→長崎市?さては反原爆の話か?と思ったけど特にメッセージ性を感じることはなく終わった。きのこ雲のような描写はあった。

東日本大震災後の津波で乗り上げた船のような描写もあったけど特に回収されず。

日本文化についてはなんで下駄履いて飛行機操縦してるんだよ等ツッコミ出したらキリがない。

オノ・ヨーコがオノ・ヨーコ
松田兄弟に秋元梢まで出演しているあたり、監督は松田優作や千代の富士が好きなのかな?にしては力士へのリスペクトに欠けてたけど…。

2024-61
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