近所の映画館で鑑賞。字幕なしだが、日本語が入ってるのでなんとか話は追えた。アメリカで変てこ日本映画を観れたのはすごくラッキーだった。冒頭の「犬語は英語に翻訳しています」という但し書きが何故かめちゃくちゃ受けてた。
内容は、ウェスアンダーソンの趣味が全開過ぎた(前のグランドブダペストで一般向けに舵切ったように思えたのに、何故今度は逆方向に振り切ってしまったのか…)ストーリーはほぼない、と思う。ただただ、ウェスアンダーソンの美しく、偏執的とも言える細部までのこだわりを見せつけられる。撮りたい絵にストーリーを合わせた感が否めない。