Nanae

バリーのNanaeのレビュー・感想・評価

バリー(2016年製作の映画)
3.7
1981年NY、オバマ大統領の
若き日々を描いた作品。

ケニヤ人の父と白人の母を両親に
持つ黒人青年バリーは、自らの
アイデンティティに悩んでいて、
こういう部分は
映画『グリーンブック』と
ちょっと似てるなぁって思いました。

黒人社会に馴染めず、かと言って
白人彼女や大学の白人の友達と
彼等の社会に入ってもいけず。

現在のBLM運動を考えても、
なかなか解決しない問題なんだと感じました。

映画としては、あまり盛り上がりもなく
淡々と進むので、少し退屈だったかな。

ただラスト、
大事な人へ伝えたい事があるなら、
後で後悔しないように、
早く伝えようって思いました。
Nanae

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