あやと

バリーのあやとのレビュー・感想・評価

バリー(2016年製作の映画)
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アニャを観たくなって、配信でこの作品だけ観てなかった

ひたすらアニャに冷たくしないでバスケじゃなくてアニャに癒やされなさい!とか思いながら観てたのは別として、自分が周囲とちがい、人種の”ごった煮”ニューヨークに来たけどそこにあったのは貧富の差と人種差を好奇の目で見る人々の目
白人で聡明なシャーロットと出会うことで、更に自分自身のアイデンティティで悩む引き金に
自分は何者なのか 誰の血で肌の色は黒でも白でなく、生きてきた世界はどこで、、、
でもそんなのどうだっていい、という考え方が広がったのは間違いなく彼が第44代アメリカ総理大臣になってから
彼が自分自身に悩んできたからこそ、自分じゃちっぽけで親父のようにできが良い訳じゃないと悩んできたからこそ、世界を変えることができると言い切れたんだろうな

俺は大学を辞めてしまって親の敷いてきたレールから外れてしまった
それでも愛情を注いでくれる分恵まれてるし、やりたいことをやるメンタルの土台は親にある
彼が負い目に感じてきた親父の存在は、失って初めて気づく 不倫や母親を捨てたことや自分と会ってないことを抜きにしても、その親父に与えられた命と思考がある
だからこそ自分に対して胸を張るきっかけになる

それはそれとしてアニャに冷たくしないで、、、観てて辛いデス、、、
あやと

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