Mao

ムンバイのバイオリン弾きのMaoのレビュー・感想・評価

ムンバイのバイオリン弾き(2016年製作の映画)
3.5
インドの映画で、なんとはなしに観てみようと思って観てみました。

あるおじさんの日常にスポットを置き、ミルク?を飲んだり、洗濯物を干したり、ゴキブリを退治したりする様子からストーリーは始まります。

ヴァイオリンのレッスン?仕事?が終わったおじさんは、ヴァイオリンを持ち駅へ向かいます。
そこで、反対側のホームにいる1人の男が何故か自分をひたすら見つめており何だか怪しい。
そして自分に声をかけ、ある仕事の話を持ち掛けます。
しかもそのギャラは大金。

はたしてこの男は一体、何者なのかーー。


この謎の男の人を演じてる役者さん、どこかで見たことあると思ったら、マダム・イン・ニューヨークの夫役の人でした。


挿入曲はほとんどなく、日常の中で聞こえる音を使っていて、例えば電車の音やラジオで流れるインド楽曲など。
だからなのか、ヴァイオリンの音が際立って鮮明に聞こえます。ヴァイオリンの後引く余韻が何とも心地よいです。

おじさんの妄想があふれるシーンが所々あります。なので、見てて「ん?」ってなることがあります。笑

芸術肌の人はそうなのかな?笑

70分くらいの作品と短めなので隙間時間に観られると思います。

おじさんを通してインドの日常が伺えて、何だかインドに行った気分になりました。
Mao

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