ムンバイのバイオリン弾きの作品情報・感想・評価

「ムンバイのバイオリン弾き」に投稿された感想・評価

mary

maryの感想・評価

3.7
セリフ少なめの静かなインド映画。

1時間ちょっとという短い尺だけどまんまと引き込まれた。
バイオリニスト役の俳優さんが素晴らしい!感情の表現力すごいな。そしてバイオリンの旋律。

余韻がのこるなんともいえない結末も好き。

スター俳優が出てなくても面白いインド映画ってたくさんあるんだろうなぁ。Netflixさんありがとう。
いやこれは何気なく見たら超傑作。もはや踊る踊らないの次元でインド映画を受容することが馬鹿らしくもなってしまう、見たこともないスタイル。例えるなら芥川の「地獄変」をブレッソン的ストイシズムで料理したかのような。放心状態。70分という短さもよい。
すごく間延びした撮り方。ネトフリの他のインド映画もこんな感じだけど流行りなのか。
主役のバイオリン弾きは仕事内容が期待はずれだったり、電話に出ない妻に疑念を抱いたりして落ち込んだけど、考えてみれば初めての創作曲を即興で弾けて大金も稼げた。何より妻も無事だったので未来への希望が見え、それが嬉しかったのだろう。
oror

ororの感想・評価

3.5
電話が繋がらないところが暗示っぽくて、ちょっと展開読めちゃったけど、それでもラスト面白かった。
2パターンの世界が流れるのは、インド映画の特徴?
テーマがイマイチわからない
合間合間の暗転が長くてちょっと不安になる
華菜

華菜の感想・評価

4.0
してやられた!
とある町の、バイオリン弾きの男の一日。多くない仕事のために朝は妻を見送り、家事をして部屋の虫を叩き潰す。映画音楽の収録を終えた帰りに、駅で奇妙な男と出会い仕事を頼まれる.....
目の前で流れる映像に合わせて演奏されるバイオリン弾きの即興は鬼気迫る迫力を持ち始め、観客を映画世界に引きずりこむ。何が彼をそうさせるのか?その答えはおのずとわかる....。後に残るのは諦念にも似た哀しみ。
Netflixで観ましたがこれは映画館で観たかったです。バイオリン弾きの感情が哀しいほど伝わる様々な映画表現が試みられていて、素晴らしかった。
ss

ssの感想・評価

-
うわー面白かった。

「ムンバイのバイオリン弾き」
ムンバイに住むバイオリニストは現在休職中。
ある日駅で知らないおじさんにじっとりと見つめられ仕事を依頼されるのだが…

1時間ちょいなので短編というほどでもないのだけど趣があって間や音楽をとても効果的に仕上げてきたな!と脱帽。

インド映画も歌って踊るだけじゃないということを「アリーガルの夜明け」で突き付けられたけれど、今作もそんな感じ。
雑多なムンバイを舞台にこんなにも洗練された感じに撮れるとは。

あーやられたー!
Netflixで配信中です。
(なんかステマみたいになっちゃったけどレンタル化されていないので笑)

2017/2/19