コバタケ

エクスペンダブルズ ニューブラッドのコバタケのレビュー・感想・評価

3.0
2024年01月10日劇場観賞。
2023年(日本2024年)公開の豪華キャスティングで傭兵団物語のアンサンブル・キャスト映画で「エクスペンダブルズ」シリーズ4作目。

バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)は、相棒のリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)宅を尋ねる。恋人で傭兵のジーナ(ミーガン・フォックス)と絶賛喧嘩中。そんな中「賭け指相撲に負け、愛用のドクロの指輪を取り戻す」為、リーを連れ出し奪取する。その後、エクスペンダブルズ(以下消耗品)のアジトに向かった2人は、CIAエージェントで作戦の指揮官マーシュ(アンディ・ガルシア)の命により、ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、トール・ロード(ランディ・クートゥア)、イージー・デイ(カーティス・“50セント”・ジャクソン)、ジーナ、ガラン(ジェイコブ・スキピオ)等と共に、リビアに向かう。

平日昼に字幕版で劇場鑑賞(字幕、音響SRD-EX、SRD)。1,2,3作目鑑賞済。DVD所有。前作から9年ぶりの消耗品シリーズ。本シリーズの特徴は「アンサンブル・キャスト(=主役がいない、マーベルのアベンジャーズのような感じ)」「子供向け番組のような脚本展開」「アクションスター多数出演」「ド派手なアクション」だが、「アクションスター多数出演」は全3作に比べると劣っていたかも。

デーシャ役の トニー・ジャーは、2003年「マッハ!!!!!!!!」でみせたムエタイの達人だし、2011年「ザ・レイド」で評価され、本作では中ボスのスアルト・ラフマト役のイコ・ウワイスは、インドネシアの伝統武術シラットの達人だったりするけれど、過去作で出演したり、出演依頼を出した若しくは構想にあった、チャック・ノリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ウェズリー・スナイプス、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ジャッキー・チェン、スティーヴン・セガール、カート・ラッセル、ピアース・ブロスナン、クリント・イーストウッド、ジャック・ニコルソン、カール・ウェザースらと比較するとパンチが弱い。

観客は45名と平日昼間にしては多く、1人できている40-50代くらいの男性が多かった。ちょうど世代でスタローン好きなんだろうと思った。

秀逸なのはパンフレット。冒頭から雑誌「映画秘宝」な匂いがプンプンすると思ったら、ギンティ小林氏だった。2時間半かけて隅々まで読ませて頂いた。本作上映時間より長くかかったのはご愛嬌。「映画秘宝」は長らく休刊になっていたが、2024年1月19日発売の月刊「映画秘宝 2024年3月号」から3度目の創刊が決定しているので、「映画秘宝」好きには朗報かも知れない。

memo
・公開日:アメリカ2023/09/22、日本2024/01/05
・上映時間:104分
・製作費:$100,000,000
・興行収入:$51,133,603|アメリカ / カナダ $16,710,153、他-(2024/01/10現在)
・受賞歴:-
・パンフ1,000円(税込)
・観客45名

・2010年 エクスペンダブルズ
・2012年 エクスペンダブルズ2
・2014年 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
★2023年 エクスペンダブルズ ニューブラッド
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