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三度目の殺人のdaitenのレビュー・感想・評価

三度目の殺人(2017年製作の映画)
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アクリル板ひとつ隔てた絶望。言わせたいこと、言わないこと、言ってはいけないこと。言葉は絡み合い、どこかにある“事実”を探しあぐね路頭に迷う。被告人さえ役割を演じる司法の場で、血塗られた手のぬくもりだけが“真実につながる何か”を感じさせる皮肉。重く残った。
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