見終わった後「誰も知らない」「そして父になる」の監督だと知り なるほどと思った。
司法とは人とは
人が人を裁くというのは正しい在り方なのか…色々と考えさせられる作品だった。
だからといってサイコパスのように判断していくのが正しいかというと それもまた違うだろう。
最初は三隅が事件の概要について聞かれた時 淡々と「殺しました」と答える姿にゾッとしたが
なぜだろう 後半にかけて彼が1番人間として正しい在り方なんじゃないかと思ってくる。
みんな口にしないが命は知らず知らずのうちに選別されている。
選別しているのは誰か?神か?いや人間なんじゃないかと思う。
それは正しいことなのか しかし唯一人を裁き罰を与える司法が自分の利益のために動く姿がある。
正義とは何か?
タイトルにある三度目の殺人とは正義の死を意味しているのではないかと自分は思う。