カフェポタリスト

新佐渡情話のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

新佐渡情話(1936年製作の映画)
3.5
このお題は以前、浅草木馬亭で(故五月一朗の口演だったか)聴いたことがあります。
佐渡の漁師に助けられた幼子の出生の秘密・・・
いかにも浪曲向けの、親と子の、また男と女の人情話。
監督の清瀬英次郎は日活にかなりの数の作品を残しているが、38で亡くなったという。現存作は数本しかないが本作の出来からも かなりの才能であったことが窺える。隠れた山中貞雄か。機会があれば残っている他の作品も観てみたい。