塚本晋也監督の戦争を考える第三部。さすが塚本作品、まるでホラー映画のような雰囲気。
「野火」のような戦場の場面はひとつもないのに、戦争の悲惨さ残酷さがヒシヒシと伝わってくる。原爆による被曝を思わせるセ>>続きを読む
侍ではない。子供の頃はバタヤと呼んでいた。
今となっては差別用語だろう、廃品回収業者のこと。
キャラクター的には、川地民夫と赤木圭一郎は役が逆のような気がする。当時は川地の方が上だったか。俳優陣が滴役で、皆さん上手い。
特に二本柳寛の悪徳弁護士ぶりがハマっている。
男色映画、大島渚の「御法度」の戦国版。
忍びあがりの曽呂利新左衛門が間者として活躍。
しかし下の者は容赦なく死んでゆく。
たけしの秀吉のパートはやはりコメディ。
もっとデフォルメされているかと思ったが>>続きを読む
原作の漫画の予備知識はほとんどナシ
「悪魔くん」とごっちゃになっている 笑
田舎の因習に絡んだ横溝正史的ドロドロ感は苦手でしたが、これは面白く観れました。原作者の水木しげるの戦争体験が、作品の根底>>続きを読む
登場人物があまりミュージシャンらしくなかったので、次作「よみがえるブルース」では、その反省があったか。
1%でも黒人の血が混ざっていると有色人種扱いされてしまうようだ。ケンカの後の音楽はいかにもミンガ>>続きを読む
ペキンパーの「わらの犬」が引き合いに出されているが、即物的な暴力映画ではなく、心理的にジワジワ来るやつ。言葉の暴力。
補助金目当ての地方の村と、環境破壊と景観悪化を危惧する環境保護派の対立は、どの国に>>続きを読む
被害者がいないのだから、この裁判は必要ない。
1960年代、イタリアで実際にあった事件を元にしたジャンニ・アメリオ監督作品。
主役の二人が何故か、パゾリーニとピエール・クレマンティに似ている、と思って>>続きを読む
エラそうなこと語るくせに、初っ端からミスしてる殺し屋。その主人公の考えだと、金にもならない復讐は、自分の主張に反する最も無駄な行為のように思えるが。
自分が理解できないものを排除しがちですが、
普通の人もフツーじゃないひとも、他者を侵害しないで認めあえる社会であって欲しいですね。
朝日ソノラマの月刊マンガ少年は読んだことがあるので、手塚治虫の火の鳥 望郷篇は知っている筈なのだが、全く覚えていなかった。
それでもかなり駆け足で端折り感がいっぱいなのが分かる。この題材なら、あと60>>続きを読む
戦後間もない、未だオキシジェン・デストロイヤーが発明されていない時期。未知の怪獣への恐怖と絶望感は、歴代ゴジラ映画の中でも、もっとも昭和二十九年に制作された第一作目の「ゴジラ」に近い内容、雰囲気を持っ>>続きを読む
当時、流行ったハレンチ(古ッ 笑)ものを意識したタイトルになっていますが、内容はいたってフツーの東宝映画だったと記憶しています。
不老不死どころか、歳さえとらない存在とは?
死ねない苦しみ。もはや生は罰ゲーム。