カフェポタリストさんの映画レビュー・感想・評価

カフェポタリスト

カフェポタリスト

名画座、ミニシアター、シネコン・・・映画館大好き。

3点 普通
3.5点 良い出来
4点 年間ベスト10級
4.5点 年間ベスト1候補
5点 マイ・ベストムービー
点無し 理解不能

土曜は貴方に(1950年製作の映画)

3.4

1920年代に活躍した、手品好きの作詞家バート・カルマー(アステア)と
野球狂の作曲家ハリー・ルビー(レッド・スケルトン)のコンビ物語。
それぞれの相手役が、ヴェラ=エレンとアーレ
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.0

車の自動運転システムが故障して高速道路を大暴走!
コメディが好きなので観てみましたが、
あまりこの笑いにはハマリませんでした。
フレンチ・コメディなのにアメリカ映画みたい。
タランティーノでこれを撮っ
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.0

親権を争う、好きものバイの男と養育放棄の無責任女。
無理に子供を病気という設定にしなくてもよいのでは。
観客を泣かせるため?
見るからに健康そうで、とても病気には見えないし。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

「プロメテウス」と「エイリアン」第1作目を繋ぐ映画と聞いていたが、
確かに「プロメテウス」の続篇ではあるが、今作のラストが、
直ちに「エイリアン」に繋がるとは思えなかった。
リドリー・スコットはさらに
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

3.0

幼い娘を誘拐、惨殺された父親が犯人を赦すまで。
と言っても、とうてい許せるものではないのですが、
そこをキリスト教の教えでもって、一見、無理のないように
赦しまでもって行っていますが・・・

一種のキ
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新選組血風録 近藤勇(1963年製作の映画)

3.5

NHKの大河ドラマにもなった司馬遼太郎の原作。
池田屋事件から天満屋事件まで新撰組がもっとも輝いていた時期が舞台。

主義と信念の人、近藤勇と、酒と女が生き甲斐の篠原泰之進。
頑固な近藤と優柔不断な篠
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カンターの闘牛士(1932年製作の映画)

3.5

先日観たエディー・カンターの「突貫勘太」が面白かったので、
こちらも観てみましたが、このユーモアセンスが私にはドはまり。

バスビー・バークレーによる女子大寮のダンスが終ると、男子禁制の筈なのに何故か
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

監督の前作「インターステラー」が傑作過ぎて、比較は出来ませんが、
あそこまで劇的で壮大、かつ難解なドラマはなく、
むしろ解り易く、ダンケルクの脱出劇が展開されます。

脱出しようともがく三人の若い英国
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

去年の「怒り」同様、広瀬すずが汚れ役だが、観ていて辛くなった。
なんとか彼女を守ろうとする役所広司だが、主張が二転三転、
なにが真実なのかわからなくなってくる。
ただ、終盤の盛り上げ方が弱く、こういう
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

最近の黒沢清の映画では、いちばん黒沢清らしい映画。
「CURE」や「回路」に近いが、それに夫婦愛という
近年、監督が扱ってきたテーマもプラスされている。

「概念」泥棒の宇宙人から人類を守ったのは「愛
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尼寺博徒(1971年製作の映画)

3.0

幼いころから賭博を仕込まれた野川由美子が、
改心して尼僧となり、
尼寺乗っ取りを企む、安部徹組長と対決する。助っ人は伊吹吾郎。
八名信夫とサシで花札勝負する姿が佳い。

尼僧とはいえ生身の女。男との情
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

ロンドン、ストリート・ミュージシャン、プラトニック・ラブ・・・
ジョン・カーニーの映画を彷彿させますが、それにネコちゃんが加わって、
愉しさが増しています。
幸せな気分にさせてくれる佳作。

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.5

ストリートキッズをここまで画いた映画を観るのは初めて。
お母さんを買いたい、という女の子ビアンカがいじらしい。

「なんで金持ちと貧乏人がいるの?」
「わからない」
その答は残酷。
ピーターさん、安ら
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軍旗の下に(1942年製作の映画)

3.5

主演と監督のノエル・カワードが友人の実話を基に制作したもの。
共同監督のデビッド・リーンの初監督作でもある。

撃沈された駆逐艦の乗組員達が救命ボートの上で、
それぞれの穏やかで平和だった日々を回想す
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

フィルムセンターに、ふだん見かけない人がたくさん押し寄せました 笑
お子さんもチラホラ、終了時にはみんな揃って拍手喝采でした!
やはり皆さん、劇場で観たかったのですね。

旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス(2012年製作の映画)

3.0

旧作の断片の羅列でしたが、多少、写真の心得があるので退屈せずに観れて
ドゥパルドンの歩みがよく分かりました。
彼が愛したのは、パリではなく砂漠ということも。

8×10で写真を撮るドゥパルドンを捉えた
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

4.0

トム・ムーア監督の「ソング・オブ・ザ・シー海のうた」が好きなので
期待を込めて鑑賞。
世界一美しい書物とされるケルズの福音書の誕生物語。

日本のアニメとはひと味もふた味も違った、
ヨーロッパの奥深い
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.0

家族の愛しさだけではなく、煩わしい面がよく出ていた。
それが耐えられない。
あそこまでダメ人間じゃないけど、自分はクドカンに近いかもしれない。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.0

人魚伝説。
まあ、楽しめはしましたが、ストーリーも作画も、
ひと昔前のものの感じがしました。

一万年、後....。(2007年製作の映画)

3.0

登場人物が少なくて、演劇を映像化したような世界。

人間が誰もいない風景の寂しさ。
認識する者がいなければ、対象は存在しない?

ハーモニー(2015年製作の映画)

4.0

伊藤計劃らしい、管理社会とそれへの相反する願望と恐怖。
きっかけとなる憎悪。これは恐ろしい映画です。

伊藤計劃もの3本の映画を観た限りでは作者は一見、平和だけど
息苦しい高度な管理社会よりも、リスク
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

胸糞悪い連中ばかり登場。こんな環境にいれば、
そりゃおかしくもなります。

同じ、オールドミスのキャリアウーマンものでは
ミア・ハンセン=ラブ監督「未来よ こんにちは」の
イザベル・ユペールのほうが魅
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

静かな映画。
詩人の一週間。
何事もないのは良いことだ。

ポエムに疎いし、ブルちゃんも可愛いと思えない私にはイマイチでした。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

4.0

誰もが思う「もし時間を巻き戻せたら」もので、新鮮味はありませんが
原作も実写版も知らない自分にはフツーに楽しめる良い映画でした。

終わりのほうはイメージビデオみたいでしたが、映像が綺麗で、
タイムワ
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東京無国籍少女(2015年製作の映画)

3.0

押井監督がやりたかったのはラスト20分間の戦闘シーンかな。
その見せ場まで、どうもっていくか監督の力量が問われるのですが
「ジャズ大名」「大菩薩峠」の岡本喜八はもっとうまくやってました。

音楽が全然
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帝都物語(1988年製作の映画)

3.5

バブル初期の制作費たっぷりかかった大作。
木村威夫の美術だが、ギーガーってなにやったの?
ワーグナーの音楽ではじまり、金がかかっているだけあって
不気味な雰囲気はよく出ている。

この加藤という男は一
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徳川女刑罰史(1968年製作の映画)

3.0

冒頭、いきなりの斬首に胴切り、牛引きによる股裂きの刑で
残酷描写に驚かされる。
おぼこ娘の橘ますみが縛られ吊るされ鞭打たれる・・・たまりませんな
人の心のダークな部分を見せつけられる映画。
成瀬巳喜男
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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

3.5

インターナショナル版を鑑賞。
日米双方の怠慢、ミスにより宣戦布告以前に戦闘がはじまる。
日米共に苦い思いのする開戦の様子がよく描かれている。
今では考えられない実写の戦闘シーンは大迫力。
山村聡演じる
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東京暗黒街・竹の家(1955年製作の映画)

3.0

カッコいいんだけど、どこかヌケてるロバート・ライアン。
懐かしい木のお風呂に入って玉子トーストたべたいなぁ 笑

横回転する浅草松屋屋上の観覧車。
中国人が話してるようにしか聞こえない日本語。
漢字
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裸の町(1948年製作の映画)

3.5

夏のニューヨークが舞台。寧ろ町が主人公とも言える。
犯罪都市ニューヨークでのオールロケだと
冒頭、ナレーションで語られる。
ハリウッド映画で初めてのオールロケ作品らしい。
リアルな感じがよく出ていて、
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アスファルト・ジャングル(1950年製作の映画)

4.0

綿密な計画を練って、宝石強奪は成功するかと思われたが・・・
結局は、犯罪は割に合わない、ということか。

さすが、名匠ジョン・ヒューストン監督、一寸した偶然から、
徐々に歯車が狂いだして行く描写が凄く
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危険な場所で(1951年製作の映画)

3.0

ニコラス・レイ監督の前作「孤独な場所で」同様、暴力的な男が主人公。
ロバート・ライアンの刑事が、少女殺人事件追う。
裏表のような二本だが、こちらは都合のよいハッピーエンド。

娘を殺された父親が復讐し
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孤独な場所で(1950年製作の映画)

3.0

暴力的なシナリオライターのハンフリー・ボガートに殺人容疑がかかる。
犯人はだいたい想像がつくので、ボギーのサイコ演技が見処になる。
安易なハッピーエンドではない、こういう終わり方は好き。

リナ・ホー
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燃えつきた地図(1968年製作の映画)

3.0

以前、観た記憶があり、原作も読んでいるが全く忘れていた。
先日観た「他人の顔」が素晴らしかったので、
見直してみようという気持ちになったが、これはダメだった。
原作はもっと面白かった気がする。
勝新や
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