カフェポタリストさんの映画レビュー・感想・評価

カフェポタリスト

カフェポタリスト

名画座、ミニシアター、シネコン・・・映画館大好き。

3点 普通
3.5点 良い出来
4点 年間ベスト10級
4.5点 年間ベスト1候補
5点 マイ・ベストムービー
点無し 理解不能

電送人間(1960年製作の映画)

3.0

東宝怪奇空想科学シリーズ、所謂、変身人間シリーズ第三作。
後の傑作「マタンゴ」につながる「液体人間」「ガス人間」
「電送人間」とある変身人間シリーズの一篇。

この頃、公開されたアメリカ映画の「ハエ男
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.5

東宝変身人間シリーズの第一作。

さすがに現代では行われなくなったが、1940~80年代は大気中で
500回もの核実験が行われて膨大な放射性物質がばら蒔かれていた。
「ゴジラ」もそうだが、放射能汚染が
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.5

いくらなんでも話が暗過ぎやしませんか、このアニメ版ゴジラは。
人類の僅かな希望は打ち砕かれ、絶望のみが存在する星、地球。
まさにタイトル通りの「怪獣惑星」になってしまった地球!

アニメとはいえ、アメ
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

FILMAGAの最新ニュースで知った映画。
ストップモーションアニメの制作で知られるスタジオライカ制作。
ここの「パラノーマン ブライスホローの謎」という傑作を
以前観たのを思い出し、予定外の鑑賞。
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デッドエンド(1937年製作の映画)

4.0

ニューヨークの下町の一角という限定された空間で
繰り広げられる
貧困故の無知と暴力。

ウィリアム・ワイラーの演出が冴えわたる。
シルヴィア・シドニーも全盛期の美しさ。ボギーは未だ脇役。

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

3.0

パイプオルガンを演奏するジャンゴ。
ジプシーのためのレクイエムを作曲、指揮するジャンゴ。
思っていたイメージとは、ずいぶん違ったジャンゴがそこにいた。

「ある土曜日の面会室」「涙するまで生きる」での
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

4.0

「散歩する侵略者」と同じ話だが、松田龍平と長澤まさみコンビが
どこかユーモラスだったのに対して、夏帆、染谷将太版は、
よりシリアスで内容もペシミスティックなものになっている。

「~侵略者」が愛の力で
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リュミエール!(2016年製作の映画)

5.0

映画の産みの親リュミエール兄弟の1895年からの10年間に撮られた
1422本のシネマトグラフの中から厳選した108本を
デジタルリマスターして復刻。
今までは「工場の出口」(今回、数バージョンを上映
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.5

新作「最後のジェダイ」公開前に、前作「フォースの覚醒」を
爆音で復習上映。昨年、BDで鑑賞済みですが、劇場派としては
見逃した映画を映画館でやってくれるのは本当に有り難い。

ハン・ソロが居なくなった
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.5

シュトラウスのワルツで始まり終わる、ベルリンの高級ホテルに
居合わせた人々の群像劇。

撮影中、グレタ・ガルボとジョーン・クロフォードの意地の張り合いが
あったそうだが、その影響か、二人ともさして魅力
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カルト一家に拉致された黒人男性の恐怖
ジャンル分けすると、やはりホラー映画に分類されるのだろうか
人種差別問題を正面から取り上げた社会派映画では
ありませんので注意

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

「灯台もと暗し」
傲慢だった主人公が幻のレシピを求めていくうちに・・・
大切なものは近くにあった。

幻のフルコースよりも映画冒頭のオムライスが一番美味しそうだった。

生まれながらの悪女(1950年製作の映画)

3.0

ジョーン・フォンテインが綺麗、のひとこと。
天然悪女役の彼女を、ひたすら愛でる映画。

内容は、二兎追うもの一兎も獲ず、の典型。
バンプものになりかねない話だが、ジョーンが悪女に見えないのは、
彼女の
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

前衛ギャラリーの女性オーナーの現実世界と、彼女と前夫との過去、
前夫が書いた小説フィクションの三話が入り乱れた構成で
映画は進行して行きます。

始めからグロテスクなものを見せられてゲンナリでしたが、
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

少女暴行惨殺の実写ビデオテープを販売して儲けている
極道グループに、娘を殺されたという父親が復讐してゆく。
芋づる式に出てくるメンバーを廃屋に拉致し、締め上げて行くが、
本当の被害者と加害者は・・・
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

糞女の話かと思ったら糞男が色々出てきた。
竹野内豊はともかく、松坂桃李がよくこの役を受けたものだ。

よくお気軽に「愛する人のために死ねますか?」と問われるが、
その答えの一つが、この映画。
男の女へ
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ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して(2013年製作の映画)

4.5

公開時に見て良かったので是非、劇場でもう一度と
思っていたのが、ようやく

戦争で負傷、トラウマを抱えた一人のネイティブアメリカンと
彼を心理療法で治療する、怪しげな男の話。
ベニチオとアマルリックの
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.5

死者を通しての三角の関係というシチュエーションは
「彼は秘密の女友達」と同じで、そのバリエーションとも見えますが、
あんな変化球ではなく、なんかオゾンらしくない直球勝負の映画。
何かの心境の変化なのだ
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マルクス一番乗り(1937年製作の映画)

3.5

現代音楽もフリージャズも真っ青なチコのピアノの破壊プレイから
弦だけを残してハーポのハープ演奏に繋げるところなど神がかっている。
さらに突然、黒人霊歌の「誰も知らない私の悩み」が歌われ、
村上春樹本の
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.0

5年を経て、84年版ゴジラの続篇。
「本当の怪獣はゴジラやビオランテを産んだ人間の心だ!」

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

自己とは、過去の記憶の総体にすぎないのか?
しかし、もしその記憶が移植されたものだとしたら、
自分とは一体何なのだろう?
そんなことを考えさせられる映画でした。

「メッセージ」でも使われていたノイズ
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人生の乞食(1928年製作の映画)

4.0

サイレント映画。ルイーズ・ブルックスのボブヘアーが見たくて、
ピアノ伴奏入りで鑑賞。
男装からドレスアップして変身したときの美しさ!

ホーボーを描いた映画が1920年代、すでにあったとは!

明日はどっちだ(1953年製作の映画)

3.0

麻薬絡みの殺人事件を新聞記者が追うのだが、立川談春似の
舟橋元の主人公がオットリ頼りなく、魅力的な人間に見えない。
逆に池部良と高峰秀子の使い方がもったいない。
三井弘次が主人公にベッタリのオカマっぽ
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魚河岸帝国(1952年製作の映画)

3.5

築地市場で働く人々を描いた、なかなかの良作。

いつもは強面役が多い田崎潤の主演とは珍しいが、
三角関係や組合問題等を絡めて、50年代初期の築地市場と
その周辺の様子が興味深く視られる。
特に、開きか
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東京行進曲(1929年製作の映画)

3.0

「慈悲心鳥(断片)」「ふるさとの歌」の併映。
映画よりも主題歌が有名。
菊池寛原作だが、ちょっと都合がよすぎる恋愛もの。
今回は弁士とピアノ伴奏がついた上、
劇中で主題歌を女声歌手が歌ってくれるという
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ふるさとの歌(1925年製作の映画)

3.5

「慈悲心鳥」断片(2分)が目あてで、久しぶりの鑑賞。
染色/調色版は初めて。
溝口監督の現存する最古の作品だが、時の政府からの要請で撮った、
都会に出る子は悪い子キャンペーンの映画。
自由を謳歌する若
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

信念がない人間ほど信用出来ないものはない。
信念に固執する人間ほど厄介なものはない。

極楽交通渋滞(1928年製作の映画)

3.0

ゴダール「ウィークエンド」やタチ「トラフィック」の
元ネタになったほどの古典で、交通渋滞で人々が徐々に狂暴に
なってゆくブラックユーモアが怖い。

それにしても、僅か20分強とはいえ、全くのオト無しは
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マルクス兄弟 オペラは踊る(1935年製作の映画)

3.0

満員部屋のギャグよりも、ハープとピアノの演奏が凄い!
グルーチョよりハーポとチコがいい。

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

3.5

少年期に父親から受けた虐待がトラウマとなり・・・
恐怖の🎥というか、三脚。
大昔、TV放映で観たものの最鑑賞。
最近、エルメスで上映されたようだが、
この映画は是非スクリーンで観てみたい。

望郷(2017年製作の映画)

3.5

2部構成。因襲に縛られる親子と苛めに直面する親子。
救いは無く、それぞれで解決するしかない。
他者はそれを見守ることしかできない。
1部はまるで昔の邦画のよう。2部は湊かなえ原作らしい胸糞悪さ。

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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.5

14才二人組のロードムービーというと、去年のミシェル・ゴンドリー監督の
「グッバイ,サマー」が傑作でしたが、この映画も勝るとも劣らず、
14歳の悪戦苦闘ぶりを上手く表現していて、なかなかの善戦。

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

「猿の惑星」旧シリーズの2本は昔観ましたが、新シリーズは初めて。
「スターウォーズ」「エイリアン」同様、旧シリーズの一作目に繋がる
前日譚ということなので、興味深く鑑賞。

本作は新シリーズ3作目です
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

DVDでしか観ていなかった映画。
新作「2049」公開を記念して爆音上映へ行ってきました。

これが前世紀1982年の制作とは恐れ入ります。
改めて劇場で観てみて、やはり主人公はレプリカントなんだと思
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連合艦隊(1981年製作の映画)

3.0

瑞鶴、好きだったなぁ。
戦闘シーンはミニチュアによる特撮で今の目からみると・・・
先日「トラトラトラ!」の本物を見てしまった後では仕方ないか。
しかし、この映画は戦争がもたらす不幸を描いて、
松林和尚
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