カフェポタリストさんの映画レビュー・感想・評価

カフェポタリスト

カフェポタリスト

原作は読まない映画館派

3点 普通
3.5点 良い出来
4点 年間ベスト10級
4.5点 年間ベスト1候補
5点 マイ・ベストムービー
点無し 理解不能

狂熱の果て(1961年製作の映画)

3.0

上映前に山際監督から大宝映画の説明があった。
新東宝の残党が創った、当時の無軌道な若者
「六本木」族を描いた映画。
太陽族同様、六本木族も湘南の海がよく似合う。
そしてお定まりの自滅。
林光のラテンっ
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サニー/32(2018年製作の映画)

3.0

園子温の映画かと思うほどのハチャメチャぶり。
それはそれで面白かったが。
SNS、YOUTUBE、ドローン・・・今は先端のアイテムでも
時間が経過すれば、やがてそれらも陳腐に見えてしまいます。
最初の
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ロッキーの春風(1942年製作の映画)

3.0

ハリー・ジェームズ楽団のヘレン・フォレスト目当てで観ましたが、
ハリー・ウォーレンの「I Had the Craziest Dream」一曲のみ歌います。
シーザー・ロメロ、カルメン・ミランダのラテン
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オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)

3.0

35ミリフィルムでの上映というので観てみたが、大味で詰まらない。
ハリウッドの駄目なところばかりが目立つ映画。
シャーリー・マクレーン、レッド・スケルトン、レッド・ノーボに
敬意を表しても、これぐらい
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

性格の違う2組の兄弟の葛藤。それはどちらかが死ぬまで続く。
自分も似たような環境なのでよく実感出来た。

主役の4人がそれぞれ見事なまでのハマり役だった。

ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン(1991年製作の映画)

3.0

ミカ兄4本目。こんな救い様のない映画を撮っていたなんて・・・
アキみたいな様式美はないけど、より自由な感じがして嫌いじゃない。

アル中ベーシスト、ゾンビーの放浪記。
でも、まあ酒飲みにとって人生の目
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

怒りは怒りしか生まない、ことを知った二人には
ラストはただのドライブにしかならなかったことでしょう。

全く予備知識無しで観たので、こういう重たい話だとは思いませんでした。
この展開はなかなか読めませ
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.5

完璧なまでについてない一日だった。そして皮肉なラストに唖然。
国連のクソぶりに腹がたった。
なぜ彼らがこの仕事をしているのかも描いて欲しかった。

「花はどこへ行った」の、いつになったら人間は学ぶのだ
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ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

4.0

子供たちを見てるだけでも飽きません。
そして「大人は判ってくれない」から半世紀以上過ぎた2017年に
J・P・レオ主演のこの映画が創られたことに感慨無量。
レオ様は巧いというより、独特の味があります
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

新参者シリーズ、初めて。新参者でも楽しめた。
うまく話は創ってあるけど、TVみたいな造りなら、
わざわざ映画にする必要ないのでは。

「砂場」で阿部寛の蕎麦の食べ方が格好良かった。

狂恋・魔人ゴーゴル博士(1935年製作の映画)

4.0

一目惚れした女性をモノにしようと、邪魔な彼氏を罠に陥れる外科医ゴーゴル。
蝋人形、食虫植物、断頭台、鸚鵡と老婆・・・そして何よりも
クリーンヘッドのペーター・ローレが不気味。

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

-

132分の完璧版を再タイミングという色彩調整をした版で観賞。

面白い、とは思えなかった。
やはり80年代のチープな日本映画は苦手。

夜も昼も(1946年製作の映画)

3.0

「カサブランカ」のマイケル・カーティス監督作だが、あまり面白くない。
それでも、コール・ポーター曲集を聴いてるだけで幸せ。
「I've Got You Under My Skin」「Love for
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悪魔の人形(1936年製作の映画)

3.0

魔人ドラキュラやフリークスで知られるトッド・ブラウニング監督の復讐劇。
生きものをダウンサイジングする技術を使って復讐を遂げるのだが、
あまり面白味はなかった。
マット・デイモンの「ダウンサイズ」はこ
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.5

うつくしさは罪。
ミステリー仕立てになっていますが、結末の想像はつきました。
カメラが巧みで、アイルランドの田舎の風景が魅力的に捉えられています。
ただ、ルーニー・マーラとヴァネッサ・レッドグレイブの
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羊の木(2018年製作の映画)

3.5

過疎対策のために、6人の出所者を受け入れた自治体に起こる不穏な空気。

最も凶悪な奴は一見いちばん優しそうな奴だった。
主人公の友情もそいつには通用しなかったのか。
出所者はお互い知らない筈なのに、海
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.0

以前、日比谷シャンテで上映予定だった本作でしたが、
どうしたことか上映中止に。
2年を経て、ようやく観ることが出来ました。

男の子になりたい女子の出生の秘密。
映像的には面白いところもありますが、肝
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忠臣蔵(1910年製作の映画)

-

日本映画黎明期の監督、牧野省三による忠臣蔵映画。
これまでより30分以上長い、74分に拡大されたマツダ映画社版での上映。
トーキー版で、浪曲士による口演から始まり、何人かの弁士の活弁が入る。
移動撮影
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

突然、肉食に目覚めたベジタリアンの女子獣医学生・・・

変態家族の話は面白い。
ルシール・アザリロヴィックにも通ずる、女性監督ならではの作品。
これはもう、明日は久しぶりに血の滴るステーキですね。
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たそがれ酒場(1955年製作の映画)

4.5

時代劇の巨匠内田吐夢が、まだ現代劇を撮っていた頃の新東宝作品。
吐夢の現代劇は詰まらないものもありますが、これは群像劇の大傑作です。

出逢い、そして別れてゆく人々、それぞれの人生が交差する酒場の物語
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.5

あれ、もう終わり?と思ってしまう、僅か66分の中篇だけど、
中身が濃い、こころがキュンとなる佳作。みんないい奴でヨカッタ。

アニメ作家が気に入った原作をストップモーションアニメ化したものですが
この
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

1967年7月、ジョン・コルトレーンが亡くなった直後に発生した
デトロイトの暴動。まるでコルトレーンの「I Want toTalk about You」が
事件の始まりを告げるようだ。
ピグローの「ゼ
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.0

お騒がせ老夫婦のキャンピングカーでのロードムービー。
各エピソードもそれなりに楽しいが、あの終わらせ方はどうなのだろう、
傑作「人間の値打ち」のパオロ・ヴィルズィ監督なら
もう一捻りあってもよかったの
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踊る不夜城(1937年製作の映画)

3.5

競馬で一発儲けて、それを元手にブロードウェイ・ミュージカルを
上演しようというエレノア・パウエル主演の夢物語。
競走馬を運ぶ列車内でのエレノアのダンスが楽しい。
ジュディ・ガーランドはまだふっくらし
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.0

さすがに天使を殺すことは出来なかったかな。
犬の反乱を描いた「ホワイトゴッド」の監督作だが、空中浮遊が出来るからといって偉いのか? 何かいいことがあるのか?
映像的に優れたところもあるが、全く心に響
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アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

3.5

ストローブ=ユイレによる大バッハの物語ですが、
バロック音楽、しかも苦手な古楽器派のレオンハルトやアーノンクール
となると気が重く、何度も観る機会がありましたがスルーしていました。
今回は意を決して観
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.0

何回も死に損なっている少年の話。
何とも奇妙な映画。ダークファンタジー風なところもある心理サスペンス、
ということになるのでしょうが、
ある程度まで行くと断崖事件の犯人の目星は付きます。
あと、病院
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.5

アフリカ難民の若者を受け入れた、あるドイツの一家族。
その受け入れ先の家族がかなり病んでいて、いちばんマトモなのが
受け入れられた難民の若者だったりして。
でも「家族は所有物ではないから束縛は出来ない
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ガープの世界(1982年製作の映画)

3.0

フロイト説の通り、人間の行動は性欲にコントロールされているのか。

いつもながらジョージ・ロイ・ヒルの演出は巧いと思うし、
ロビン・ウィリアムスの人懐こい笑顔も素敵だったが
内容が好きになれない。
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白と黒の恋人たち(2001年製作の映画)

4.0

木乃伊取りが木乃伊になってゆく。
10分に一回はkissシーンがあるのがフランス映画らしい。
流石のラウル・クタールによるモノクロ撮影。

美しいひと(2008年製作の映画)

3.5

いかにもフランス映画らしい、パリの高校を舞台とした青春恋愛劇です。
レア・セドゥの陰のある転校生、彫りの深いルイ・ガレルの教師が善い。
あと、チョイ役のアナイス嬢も 。

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

3.5

難しい年頃の女の子をシャルロットが好演してます。
かなり地に近い役柄なのかな。
ちょっとロメールの「海辺のポーリーヌ」風だし、
J・C・ブリアリとB・ラフォンが出てるからでしょうか、
どこかヌーヴェル
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.5

思いのほか宇宙でのシーンが多く、SF好きなので楽しめた。
破壊王と言われるローランド・エメリッヒの盟友ディーン・デヴリン監督だが
脚本も書くだけあって、ただのパニック映画ではなく、話はしっかりしている
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月の出の決闘(1947年製作の映画)

4.0

用心棒稼業の阪妻が良心に目覚め、村人のために死地に赴く・・・

花井蘭子との別れの場面は涙なくして観れません。
丸根賛太郎は、世話物時代劇の監督という勝手なイメージを持っていますが
この映画はGHQに
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巌窟の野獣(1939年製作の映画)

3.0

ヒッチコックには珍しいパイレーツもの。といっても陸地にいる海賊(?)だが。
その海賊を陰で操る黒幕がいるが、観客には早々に明かして、
主人公だけが気付かず、という刑事コロンボ的な手法だが、
古い映画に
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