カフェポタリストさんの映画レビュー・感想・評価

カフェポタリスト

カフェポタリスト

原作は読まない映画館派

3点 普通
3.5点 良い出来
4点 年間ベスト10級
4.5点 年間ベスト1候補
5点 マイ・ベストムービー
点無し 理解不能

映画(785)
ドラマ(0)

モルグ街の殺人(1932年製作の映画)

3.5

75分となっているがヴェーラで上映されたのは61分版。
パリが舞台だが華やかな花の街ではなく、ロンドンかプラハのような暗い雰囲気たっぷりのカメラは名人カール・フロイント。監督は これに似た内容の「フラ
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夜顔(2006年製作の映画)

4.5

初オリヴェイラがこの作品でした。
いきなりのドボルジャーク、交響曲イギリス最終楽章のファンファーレに ぶったまげる。
ふたりが向かい合い食事するところを延々と映す。ただの食事シーンが映画になるなんて、
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

「フランケンシュタイン」はどのように誕生したのか?
フランケンシュタイン好きには堪らない実話の映画化。

人間(特に男)の醜い部分を イヤと言うぼど味わったメアリー。これだけの辛い経験積んだから、僅か
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キャッチ22(1970年製作の映画)

4.0

むかし名画座で2回ほど観た記憶が
オールスターでおくる、悪夢としか言いようがない軍隊模様
繰り返し現れる夢の果ては・・・グロあり
ただの反戦映画ではない、アルトマンの「MASH」のさらに上を行く戯画化
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黄色い家の記憶(1989年製作の映画)

4.0

「ジェラート天国」「神の結婚」からなる三部作の一作目
色んな映画のオマージュが散りばめられた奇人モンテイロの変態的怪作

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

ベルトルッチ追悼上映。
劇場で観るのは三度目。前回のブルーレイ上映は画質に問題がありましたが、今回はリマスターされたDCP鑑賞でした。デジタルのクッキリした画質ではなく、アナログフィルムらしい質感を残
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ブルグ劇場(1937年製作の映画)

4.5

私が好きな監督のひとり、ヴィリ・フォルストの最高傑作。
冒頭のブルックナーのロマンチック交響曲でもうすでに引き込まれる。

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.5

こどもの頃、ホフマンの原作を読んで印象に残っている
「くるみ割り人形」が、ディズニーによって映画化されたので観に行きました。

内容は原作とはだいぶ違い、さすがミッキーマウスのディズニー、ネズミを悪く
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ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.0

マルグリット・デュラスと並ぶアンチロマンの騎手、ロブ=グリエの初期映画作品。
彼の小説はずいぶん以前に「消しゴム」「幽霊都市の地勢学」など何作か読み、映画も1本観ていますが(タイトル失念)面白いとは思
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斬、(2018年製作の映画)

3.5

とても時代劇には見えなかったが、塚本監督の映像と音に対する拘りには感服させられます。

壁にぶつかる頭(1959年製作の映画)

3.5

強烈なてんかんの描写。発作ってああなるのか・・・
先日亡くなったシャルル・アズナブール出演。
「顔のない眼」で強い印象を残した異能の監督ジョルジュ・フランジュ。ただ者ではない。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.5

突然、大きな音がしてビックリさせられるやつ。

ラヴェルの弦楽四重奏曲、タンジェリン・ドリーム、キース・ジャレットにチャーリー・パーカーと音楽も豪華。 バッドエンドで後味はあまり良くない。
初めての鑑
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蜘蛛の街(1950年製作の映画)

3.0

サンドイッチマン(古ッ 笑)の小市民 宇野重吉は犯罪被害者に似ていたために事件に巻き込まれる。ゴジラ前夜の伊福部昭が音楽だが、ノワールにしては あまり盛り上がらない。懐かしや ニッセイのおばちゃん中北>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

4.1

理想と現実の間でもがく兄と、ドライな弟。
対立しあいながらも、やっぱり兄弟なんだなぁ。
エロっぽくてSF風な現代の寓話。
ハッピーエンド(?)なのも良い。

絢爛たる復讐(1946年製作の映画)

3.5

裏切られた俳優の男に、トルストイの舞台劇「復活」の本番の演技で復讐するのが痛快。
哀愁を帯びた表情の槇芙佐子、この後 消えてしまったのが惜しい。月形龍之介は現代劇もなかなか魅せますな。

逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.0

石井岳龍のアナーキーさは好きだけど、80年代のチープ感はどうしようもない。
13歳工藤夕貴のレオタード緊縛シーンは今ならアウトな大サービス。
シロアリに悩まされた経験があるのでオヤジの気持ちは分からな
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(2018年製作の映画)

3.0

銃も女も簡単に手に入る、ナンパしか頭にない大学生。自分が生きる価値がないと自覚してるなら その拳銃で早く頭ぶち抜けよ。

自分が創るなら、リリーフランキーの刑事が言うように自殺に使われた銃を拾い、自殺
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夢みるように眠りたい(1986年製作の映画)

4.0

未完成だった映画を完成させようとする情念が時を超え、
明智小五郎を思わせる私立探偵が動く。

完全な無声映画というわけではないが、モノクロ、
スタンダードのレトロな画面が内容と上手くマッチしています。
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

もう既に忘れかけている「ワンダーストラック」と同じ芸術系の映画。
先に旅だった男が遺された妻(と家)のことが気になり幽霊となって化けて出る、お能のようなお話し。嫌いじゃない。
隅丸のスタンダード・サイ
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.5

ガーシュインの「パリのアメリカ人」をテーマにした楽しいミュージカル。もちろん「S'wonderful」
「Our Love Is Here to Stay」「Embraceable You」
「I G
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.5

これもTVでしか観たことがなかったやつ。
ようやくスクリーンで観れた。
シド・チャリシーは劇中劇でジーン・ケリーのダンス相手役だけの出演で科白無し。
「You Are My Lucky Star」は大
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

4.0

アニメゴジラは怪獣映画として観ちゃダメ
これはSF、しかも「2001年宇宙の旅」と同じで哲学的な
内容を含んでいます

地球(星)の最高位の存在となったゴジラ
それを喰いつくそうとする異次元の神、ギド
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

灯台もと暗し。
求めてるものはそんなに遠くにあるのではなく、すぐ近くにあるということかな。
でもやっぱり想像や夢の世界はカラフルで現実はセピア色なんだよね。
ハロルド・アーレンの名曲と言われる「虹の彼
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教誨師(2018年製作の映画)

3.5

単純な宗教的映画ではなく、死刑制度に疑問を投げかける映画でした。

大杉漣さん、最期に良い仕事したね。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.1

「弧狼の血」の白石監督なら、さぞや熱気あふれる映画になっているのでは、と思ったら、そういう風ではなく、70年前後の若松プロ周辺をほぼ正確に、女性助監督の比較的醒めた目で見た通りが画かれます。

若松孝
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.5

本好きなら楽しめる筈。古書の魅力がたっぷり。
漱石「それから」も太宰「晩年」もむかし読んで、高等遊民に憧れたがことがあったっけ・・・
ただ、三島有紀子の演出は いつもどこかクドサを感じる。もっとスッキ
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ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.0

「ラ・ラ・ランド」になれなかった、スタンダード・サイズの他愛ないミュージカル。
「ゴッドファーザー」「カンバセーション 盗聴」「地獄の黙示録」のコッポラ監督も、たまにはこういうおバカな映画を撮りたくな
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.0

リマスター版は、オトがパワーアップ
あふれるB級感がたまりませんな
黒沢清の「回路」はこの映画に刺激されたのかな

私を野球につれてって(1949年製作の映画)

3.0

まあ、楽しいんだけど、バスビー・バークレイらしい演出がなくてガッカリ。
せっかくエスター・ウィリアムズの水泳シーンまであるのに・・・期待はずれ。
陽気で手が早いジーン・ケリーと奥手なシナトラですが、役
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四十二番街(1933年製作の映画)

3.5

16ミリフィルムでの観賞、音声が不安定だったのが残念。
ワーナーブラザース1933年制作、ミュージカル映画の金字塔的な作品で大ヒットしたということですが、このバスビイ・バークレイの振り付け、ハリー・ウ
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この空は君のもの(1943年製作の映画)

3.5

グレミヨンとしては異例の明るい映画だそうですが、
この家族にはどんな困難にもめげない楽天的なところがあります。
大戦中の作品ですが、プロペラ機をはじめ、当時のフランスの風俗、生活が生き生きと描写され、
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.5

吉田羊オバサンが、亡き息子と折り合いをつけようと
ハナレイ・ベイをさ迷う。
ラスト、振り返った時、片足のサーファーが立っているのを見届けたのだろう。
ちょっと深田晃司の「海を駆ける」に似ている。
これ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

寝落ちしてしまったのでよくわからなかったが、「お前は既に死んでいる」系らしい。
でもそれなら始めに撃たれて、一年後となるので解りそうなものだが・・・また観たいとは思わない。

逃げる天使(1994年製作の映画)

3.0

ゆるくて陽気な「さらば冬のかもめ」
「イージーライダー」のデニス・ホッパーがこんなB級映画を撮っていたなんて
何としても「ラストムービー」を映画館で観てみたいんだけど

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