ネルフまる

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのネルフまるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェイク・ギレンホール好きだから観れたけど、なかなかに地味な映画だったなという印象。テロが起きる前と後で別人のように口数が減るのでなかなか心情を読み取るのが難しい。セリフですべて説明するのも野暮だと思うから、良い悪いは別として。

被害者は被害者然としてしてもらわないといけないという期待と、等身大の普通の人である自分の間にギャップがありすぎて悩む主人公なわけだけど、それは当然の悩みであってそらそうなるわなという。
勝手に英雄視してまつりあげることの暴力性みたいな感じなのか、正直言ってよく解釈できてない。

くよくよ悩んでるのは自分だけじゃないんだ、前向きになれる!と純粋にいかないのは、主人公が同情するのも申し訳ないくらいの被害者だから。そういう意味で他人事のように捉えてしまった。自分の想像力の無さになんだかなあと思ってしまった。
ネルフまる

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