アリシア・ヴィキャンデル初主演作品。
精神が不安定な母を持ち、愛に飢え不安定な暮らしを送ってる主人公カタリナ。
ある日思いがけず、日頃好んで聴いているクラシックのコンサートホールでの仕事を得る。そこで出会った指揮者と関係を持つようになるのだが…
ストーリーとか脚本とかどうでもいい位アリシア・ヴィキャンデルの演技が素晴らしい！
傷ついて壊れやすく、不安な気持ちをどうしていいか分からず心が彷徨っている主人公カタリナ。
暗闇に光を見出し時の美しさ、そして怒りや絶望を抱えた震える表情や眼差しに度肝を抜かれた！
全編にクラシック音楽が使われていて、モーツァルトのレクイエムがこの映画を引っ張っていく。レクイエムの意味は”死者に対する罪を軽くしてくれるよう神に祈るもの”
