さめまる

MEG ザ・モンスターのさめまるのネタバレレビュー・内容・結末

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

サメ映画ということで評価を高くしたい。
CGは良かったと思う。
ワーナー社で作成する、n番煎じにならないサメ映画はどのようなものかと思っていたら、深海に棲む絶滅したと思っていたメガロドンのアクション映画。
深海に介入した潜水艦の浮上によって、層が破壊され、温水が漏れることで温水の道ができて、メガロドンが浮上したという設定。
人間が介入することで本来なら深海で暮らしていたメガロドンが浮上したことで自分たちの生命の危機に陥った為に殺すという矛盾というか人間の愚かさを描いているのかと感じるほど自然に対する人間の身勝手さにイライラした。

また、ホホジロザメと規模が違うので、人間の攻撃や、やられ方、抵抗ができないという点でメガロドンと人間の攻防があまり描かれないことが残念。メガロドンでは迫力があるが、大きすぎるが故に人間ではどうしようもない為、丸呑みにされるだけでサメ映画にしてはもったいない使い方のように感じた。

最後のメガロドンをホホジロザメが淘汰し、腹を突き破って口から泳ぎ出てくる演出は好きでした。今の海は自分達のモノだ、お前の時代は終わったといっているようでした。
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