てぃだ

1992年のてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

1992年(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ほんとはもっと映画祭いっぱい行きたいんだけど、近場ではなかなかやってないのでこういうネットでもやってくれる映画祭はほんと素晴らしいと思う。もっとやってほしい。


んで本作、所謂同性愛映画と言える前半。今までも色々同性愛のラブシーン描いた映画あったけど、いやぁ生々しかったw役者の皆さんがそもそも全然知らない二人だったからというのも大きいんだろうけど、身体が適度に汚い(失礼)。いやいいんです。これで。生活感に溢れていてすごくいいと思う。やっぱ普通の商業映画だとどうしてもこうはいかない。どうしても肌のきれいな、人形みたいな人間ばかりが映るファンタジーでラブシーンとかされても全然ありがたくもないんだけど、こういう風に撮られるとちょっとドキッとした。

後半の、親父が息子の真実を知ってからの行動も、すごく優しくていい。少年は自分と身体を重ねた男と同じカメラで父親の姿を撮る。その2重の意味がなんだかとってもいい。と思いました。おわり
てぃだ

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