ゆうか

ブルーハーツが聴こえるのゆうかのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

書いていて映画の感想じゃない!と思ったので、ネタバレをつけさせていただきました。
私が生まれた時、もうブルーハーツは解散していました。それでもブルーハーツを知らないことはなかったし、小学生のとき、父がよくリンダリンダを歌っていたのを今になって思い出すので、父はブルーハーツが好きだったのかもしれません。

ちゃんと聴くようになったキッカケは、表参道高校合唱部というドラマで「TRAIN-TRAIN」を改めて聴いたことです。
見えない銃が欲しくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
という歌詞にものすごく惹かれました。
私はそれまであまり歌詞が好きで、という感覚が分からないでいたのですが、好きだ、と思いました。

先日、初めてクロマニヨンズのライブに行きました。ロックどころか音楽のライブに行ったことがなく、母を誘って、ライブハウスの後ろの隅の方で見ました。しかし、ライブが始まると楽しくて楽しくて、親からはアイドルを見に行ったときに怒った顔をしてつまらなそうで直立不動だと言われていましたが、ついつい身体を動かしたくなり、ライブ前に買ったBIMBOROLLのタオルを握りしめました。

20歳の今、ちっぽけかもしれませんが辛くてもう無理だなと思うことがたくさんあります。以前までは、その悩みや悲しみはつのっていくことしかできませんでした。
しかし今、そんなときは、
人にやさしくしてもらえないんだね
僕が言ってやる
でっかい声で言ってやる
ガンバレって言ってやる
聞こえるかい ガンバレ
と、頭の中でそのフレーズが流れることで、その曲が寄り添ってくれることで、頑張れるようになりました。

そんな私からすれば、人にやさしくは一番見るに耐えなかったです。しかし、映画館でブルーハーツの曲を聴けた嬉しさが勝ちました。
李監督目的だったのですが、やはり李監督の1001のバイオリンはよかった。私が言わなくてもいろんな人がレビューに書いてる!この三浦貴大さんがすごくいい!
個人的には、少年の詩が好きでした。全部好きで、好きだったので、またじっくりと見たい!!好き!!!

6本が終わって、もう終わりかと思ったら、青空が流れてきた。用意してなかったので、声に出さず口ずさんでいたら、涙が出てきた。
友達にブルーハーツと言っても伝わらないけれど、ここにいる人たちはブルーハーツが好きな人たちなんだろうなと思うと、とてもいい1日だった。

ですます調とかバラバラで、自分で読んでいても、日本語かよ!意味わからないよ!と思いますが、とりあえずブルーハーツを知ってよかったです!この映画見に行って良かったです!ありがとう。
ゆうか

ゆうか