句読点

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーの句読点のレビュー・感想・評価

3.4

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若干ネタバレ
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なんとも仏教的なお話に思えました。

思ってたのとは違ってた。
ロマンチックでもなければ、
ホラーでもない。

静かに静かに流れていく映画。

時空超えたロマンスを見たかった人や、おどろおどろしい恐怖を味わいたかった人は、がっかりするでしょう。

ゴーストは現在過去と時空を巡ります。
まさに諸行無常。。。
時も場所も人も、
いつかは無になるのかな。。。

宇宙的な壮大なテーマを描きたかったのか?
男の女への執着を描きたかったのか?
イマイチはっきりしません。
(感性足りませんかね)

ストーリーも映像もこだわりは凄いんだけどね〜
過去の巨匠達のように気取ってみたの?
。。。うーーむ。。。

長回しのシーンが多いけど、意図がよくわからない所も。

セリフ少なく動きも少なく、とっても静かなので、眠い時や疲れてる時は間違いなく寝落ちだな(笑)

だって死体がシーツかぶって起き上がるまで90秒余り、静止画像だもん💦

男が死んだ悲しみなのか怒りなのか、女が延々とパイ皿からパイをむさぼるシーンだけで5分くらいあるんだもん💦

ふふ。
なんか、けなしてるみたいだけど、
決して嫌いじゃないかも〜〜😌

速度の遅い映画が観たくなる時もあるよね。

それに、たぶん監督も、各々好きに考えて好きな結末を想像すればいいと思ってるのではないかしら。

最後のシーンは成仏したと捉えるのか、或いはさらに違った形で旅に出たのか。
喜びなのか、安堵なのか、絶望なのか。
アレには一体なんと書いてあったのか。

観た人同士で感じたことを色々話したくなる映画かもしれません。

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欧米のオバケは家に憑くっていうのが定番だから、呪われた家の話やポルターガイストの話も多いかと。

この映画観たら、『おばけのジョージー』っていう絵本を思い出しました。

古い家には一軒に一人オバケがいて、ジョージーが家出して他の家に行くと、先住オバケがいて追い出されます。

ジョージーもシーツ被ったような格好してて。
もしかして、あの絵本がモチーフ⁉︎😁

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アフレックさんは早い時間に死んでしまい、そこからはずっとシーツ被ったオバケ👻
ただただ無言で佇むオバケは哀愁の塊。
表情も声も無いんだけど、観てる人の思い込みか、彼の見えない演技のおかげか、オバケの喜怒哀楽がちゃんと伝わってきます✨

#速度の遅い映画
#静かな映画 
#ちょっとクセになる感じ
#無言でも伝わってくる感情
#哀愁の塊
#最後のシーンが好き
#マジックのよう 
#哀愁のオバケ
#霊界への扉が開いたらすぐ通り抜けましょう
#私のことも誰か黙って見てるのかな

#おばけのジョージー
#絵本好き 
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