A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価・動画配信

「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

結構しんどい場面多いけど、最後不思議と救われる気持ちになるなー
kokotto

kokottoの感想・評価

3.3
あるカップルの男性の方が亡くなって、ゴーストとして彷徨う様を淡々と描いている。

全編インスタみたいな正方形の画角で、ベッドで静かに抱き合う様やパイをただただ食べたりする様や宇宙を語る男を長回しで撮るのはこだわりを感じられたがどういう意味があるのかはよく分からなかった。

ゴーストになってからはこんなにも長い時間彷徨わなければならないのかとゾッとした。先程の長回しももしかしたらそんな時間の長さを感じさせる為の演出だったのだろうか。
終始淡々と描かれており、最期は呆気なく少し拍子抜けだった。

◆2020年 42本目
izumo

izumoの感想・評価

3.3
すっごく静かな映画。

ホラーかと思ったらSFだったという話。
時を越える座敷わらし、あるいは地縛霊?

色々想像の余地があるのは面白いけれど、
逆に言うと説明不足の感もある。
愚民

愚民の感想・評価

3.2
ちょっと笑える不思議な映画
時は去りゆくみたいなカメラワーク
長回し嫌いな人にはストレスかも
ルックが面白い
哲学的なアプローチだけど、疲れて良く分からんかった
あまの

あまのの感想・評価

4.5
く、苦しい、苦しすぎる!
体験したことのない感情に押しつぶされそう。悲しいの一歩手前。はぁ〜!
ゴーストのデザインがナイス!ナイスシーツ!!!消えちゃうとこ可愛いね
pika

pikaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは凄いわ。驚いた。こんなことやっちゃう!?オープニングからラストを想像できないぶっ飛びっぷり。こういう新鮮な衝撃を味わえるから映画は何本見てっても楽しいものですね。
噂に違わずパイのシーンは言わずにはいられないくらい長くて笑った。

オープニングから尻上がりに時が加速していく描写は見応えたっぷり。フィックスでゆったりとした時間を見せながらどんどんジャンプしていく流れの快感が凄い。トーンは一定なのに。一定だからこそじわじわくる。
病院内で壁に光の入口が開くカラフルなライトの点滅、2周目を迎えて新たなゴーストを見る後ろからのショットなどギョッとさせる演出が絶妙。
柱をカリカリとほじくるゴーストが可愛く滑稽で少しずつ布が薄汚れていく感じもドラマチック。
延々と鳴り響く不穏な劇伴とテーマ曲のようなオリジナルソングが格別なムードを生んでる。シンプルながらもど真ん中に刺さる。
一歩下がった位置から世界を眺めているような、映画の中に観客を寄せようとせず一定の距離を保ち続けているような演出がめちゃくちゃ効いてくる。薄ぼけた画面の中で様々な感情が湧いては消え多様な形に彩られていく快感というのか、思いもかけない形で酔える。

パートナーを亡くしたルーニー・マーラの演技が素晴らしい。
パーティでのおっさんの演説はわざとなのかドヤ感が凄いし説明的過ぎる印象はあるが、あれがなかったら観客を置いてけぼりにしかねないとかなんとかの商業映画としてギリギリの配慮というやつか。
saeco

saecoの感想・評価

3.5
スタジオA24作品のひとつ。
最近ハマってるんだよなーここのスタジオ作品。

以前ジャケミスしてマロンボーン借りちゃってとんだシーツ違いしちゃったけど(マロンボーンはマロンボーンでいろいろすごかったけど。)ルーニ・マーラいいわー。
実存主義的なものがテーマだけどすごい角度からの訴えで、でもちゃんと頭に入ってくる。

静寂の撮し方と出演者の表情の素晴らしいこと。
夜中だけど頭冴えてる時とかにもう1回観たい。
時が過ぎていく事に寂しさを覚えた時、言葉にしたかった事を全て表現してくれたような気がした
突然この世を去り、
幽霊となって残された最愛の妻をただ見守るだけの男の物語を切ないタッチで描き、
各地の映画祭や映画賞で評判を呼んだファンタジー・ドラマ。

最初に気になったのが画面のサイズで、
画面アスペクト比が正方形のスタンダードサイズだった。
しかも角が丸く縁取られいる。
ラブストーリーから始まり、
Cが交通事故で亡くなり、
幽霊となったCは妻のMをただ見守るだけの話と思いきゃ想定外の方向に。
幽霊の造形は、
頭から白いシーツを被るだけのオーソドックスな“オバケのQ太郎”タイプで、
可愛くもありながら不気味さも感じる不思議な幽霊。
ただ単に見守っていく過程が描かれているだけで、
セリフも少なく、
スタンダード画面のサイズも相まって、
サイレント映画を観てるかのような気分になる。
何も語らない白いシーツの幽霊なんだが、
目の表情から感情を感じ取れる。
“目は口ほどに物をいう”とはまさにこのことであり、
哀愁を感じて悲しくなる。
全体の空気感とストーリーの切なさが個人的にはものすごく好きでした。主人公はシーツ姿の幽霊なのでセリフも表情もありません。が、不思議とずっと飽きずに観てられました。表情も見えてくる気がする。

事故以降、妻がパイを食べるシーンがものすごく涙腺にきました。
悲しいしつらいけどごはんは美味しい。泣きながら食べるけど結局吐いちゃう。
遺された人間の気持ちがこのシーンによくあらわれていたように思いました。

冒頭「小さい頃はいっぱい引越しをした」と語るシーンがラストになって繋がってくるのがまたよかった。
住んでいた頃のことが思い出せるようにポエムとか、なんでもないワンフレーズをメモに書いて家に置いていく。戻ったことはあるの?と夫に聞かれ、戻ったことは一度もないのと答える。
結局、妻が残していったメモの内容は明かされず終わりますがきっと幸せな一節が書いてあったんだなと思うとまた泣きそうになる。
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