2人の男女が暮らす一軒家。2人は起伏のないとても落ち着いた関係だ。
ある日、男性は自分の運転する車で交通事故に遭い他界してしまう。女性は、病院で男性の死後の確認をし立ち去る。しかし、数十秒間の静寂の後、男性はシーツを被ったまま幽霊として立ち上がり女性と一緒に住んでいる一軒家に戻ってゆく。
彼女から男性は見えない。傷心の彼女を側からずっと見守る幽霊の美しく、儚く、切ない物語。
ジャケットがドンピシャで即レンタル。
今まで観た映画の中でダントツでセリフが少ない映画だった。🎬
序盤幽霊が出てきた時にはB級映画感が漂っていたが、観ているうちに美しい映像へと変化しているのを感じた。。
今まで感じたことのない心に穴の空いた空虚感やどうすることもできない気持ちが伝わってきた。
言葉が少なく映像だけで伝える作品は大好物だが、映像から読みきれなすぎて終盤めちゃくちゃ置いてけぼりをくらいました。。。1回映像を観ただけでは作者の意図を汲めそうにない、観るごとに印象深くなっていくそんな映画だった✨
再鑑賞します。
