ずっと気になってたけどなんとなく観てなくて気づいたら2、3年経ってた
結果、すごく面白かった
わっはっはの方じゃなく視覚と聴覚で感じる系 観てて楽しかった
印象的なシーンがたくさん
そういえばこの映画の主人公の名前最後まで明かされなかった
虹色の反射とか鮮やかな色とかA24映画だな〜と思った
最初、ルーニーが昔からずっと誰かに見られてると言ってるのを聞いてから、実は私たちがあの白い布を被ったあのゴーストで、ゴーストが見ているものがまさに私たちが見ているものだ的なオチを予想してたけどまさかあのゴーストは彼氏だったなんて なんとなくあのゴーストは子供だと思ってたのでびっくり
白い布を被せられて横たわってる彼氏が突然ムクッと起き上がったのびっくりしたけどちょっとシュールだった 完全に自分が死んだことを受け入れられてない感
物語が進むにつれゴーストの布が廃れていって、目の周りがボロボロになってた
それはまるで大量の涙を浮かべて今にもこぼれ落ちてしまいそうな目
最初は私が勝手にそう見てるだけと思ってたけど最後の方のシーンでは、確実に泣いていた あれは泣いてたよ
ゴーストが歩こうがどんな動作をしようが布の下の存在が一切見えないのが良かった
ゴーストというキャラを徹底してる感じ
ルーニーが引っ越しをするのを二人のゴーストが見守るシーン、あのゴーストはどちらも彼氏で、同じ時間の違った世界に存在するの彼氏が同じ場所に居合わせた唱えたい
→彼氏が飛び降り自殺をして、もう一度死んだたまたま中世っぽい年代に行ったのはメモを石の下に隠してたあの小さな女の子、ルーニーの前世の姿で、そこから長い間生き続けてルーニーをずっと見守るようになった説
途中のおじさんの長い話はよく分からなかったけど、どんなに築いた遺産や貴重な産物も時が経てば無意味になるというのは半分同意で半分違うと思う
長い目で見りゃそりゃ残るものなんてこれっぽっちだけれど、それを作った人が生きている限りはその人の中で輝き続けるし、大事なのは長い目で見たときにどうなるかより今その人にとってどうか、だと思う
だけど思い出が詰まった二人の家が無惨に最も簡単に壊されるのは虚しかった
おじさんの言うことがまさにこれだなと思った
ルーニーのメモ、なんて書いてあったのだろう 成仏するに値する言葉、愛してる、とかよりさよなら。かな。。と思ったり 向かい側の家のゴーストも待ち人がもう会いにこないと悟って消えたし。。
向かいのゴーストは何年誰を待っていたのだろう 誰を待ってるか覚えてないって。。
おばけって怖くていつも怒ってる印象だけどこの映画で何故かわかった気がする
こんなに近くにいるのに愛する人には気づいてもらえないし、単純に楽しいことがないから そしてそういう状態が続くと怒りや苦しみといった重い感情が募り続けていつのまにか。。。みたいな
あとメキシコ系?のカルロスは完全にゴースト見えてたと思う
ポルターガイストって気づいて欲しかったり暇だからやるのかな