しーれも

夜明け告げるルーのうたのしーれものレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
3.5
■「湯浅版ポニョ」との触れ込みが目立つけど、どちらかと言うと「湯浅版君の名は。」
■前半は日常と、日常の中に潜むファンタジー世界の描写の積み重ね。後半から一気に「311後映画」と化す
■『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』と比べると一般受けしそうで、落ち着いている印象を受けた。でも点在する湯浅節の暴力が気持ちいい
■「活き〆ですから」のくだり、人魚ランドでのライブシーンが特に好き
■ただ、ストーリーが割と淡々と進むため、湯浅色が出ている時とそうでない時の差が激しかった
■湯浅監督はアニメーターとしての天才なんだなと思わされた
■独特な画面作り以外にも、BGMの選定は本当にキラキラしてた。今敏に近いこだわりを感じる
■でも、ストーリーは湯浅監督と相性のいい原作者を起用した方が絶対にいい
■個人的に漁村の街並みが凄く好きなので見応えあった
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