大傑作。
話の展開の熱量と、絵の密度が合わさって、ガンガンに心を揺さぶられる。人魚を憎んでるんだけど、終盤、日が差して来たところで、爺さんから住民が傘をさし始めるところ、絵のキレイさも相まって泣いた。前半で爺さんの傘を作るところをきちんと映しているのがすごい効いてる。
アナウンスの音、地方出身者は郷愁にかられる。ちゃんと一言一言区切って言えば伝えると言わせるのが大人だなあと。
終盤のミュージカルシーンの多幸感と、そのあのパッと人魚達がいなくなってしまう寂しさ。
ゆうほが日が当たるようになったねっていうところで号泣。