Matsuringo

クジラの島の忘れもののMatsuringoのレビュー・感想・評価

クジラの島の忘れもの(2018年製作の映画)
4.0
正しい日本語は美しい

舞台挨拶付きの試写会で観賞。
森崎ウィン君、爽やかでステキな青年という感じ。ちょこちょこボケたりもしつつ笑いも取ってましたね。笑顔がステキでした。
ミャンマー語とベトナム語って似てるのかな?割りとセリフはすんなりできたみたいですね。
いとちゃんは影のある役が似合いますね。モテるのに恋愛に不器用な役の感じがとても出ていました。
コメントで二人がお互いに褒め合っているのもステキでした。

ストーリーも演出も本当に古き良き時代の恋愛映画という感じ。お互いいつまでも敬語で話すし、流行りの少女マンガ原作のような胸キュンとは違うけど、切なくて距離感のある二人が一周回って新しい感じさえしました。

愛美のおばさんの過去と、ベトナムのシーンがもう少し多くても良かったんじゃないかな?という点だけ気になりました。

最後に、やっぱり「愛してる」という言葉はとても重く美しいのだなと日本人として再確認した映画でした。
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