らんちゃん

羅生門のらんちゃんのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.0
どこかの監督が
「最近の映画は説明しすぎる。我々が思っている以上に観客は馬鹿じゃない。余白を残しておいてもちゃんと伝わる。」
的なことを言っていた気がするんだけど、まさにその通りで。

台詞がなくても、芝居とか構図とかで物語ることってあるんだなぁと、あらためて感じた。
それで観客に伝える技術って相当なんだろうな。

この時代の作品特有なんだろうけど、役者の芝居がこんなにも作品の雰囲気に影響を与え、出来を左右するもんだとは...